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東京メッツ - Wikipedia

東京メッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東京メッツ(とうきょう・めっつ、Tokyo Mets)は、水島新司野球漫画野球狂の詩』およびその続編『野球狂の詩平成編』、『新・野球狂の詩』、『ブル』、『ストッパー』に登場する架空のプロ野球チーム。

同作品の主人公たちはほとんどがメッツの選手や監督、コーチ、球団関係者やファン、記者など周辺の人々である。架空のプロ野球チームとそれに関わる人々の物語をオムニバス的に描く、野球漫画版「グランドホテル」というべきスタイルの元祖で今なお代表的存在である。 続編の『新・野球狂の詩』において化粧品会社に譲渡され、札幌華生堂メッツとなる。

目次

[編集] 東京メッツに関する余話 

『野球狂の詩』は当初はジャイアンツを舞台にすることを考えていたが、球団マークなどの使用許可がもらえなかったので、同じく東京に本拠地をおく架空の球団をつくりだした、という説がある。真実はさだかではないのだが原作での東京メッツのユニホームはジャイアンツのユニホームに似た印象があるのは確かである。(アニメ版では青を基調にしたものとなり印象は全く異なる)また初期の『野球狂の詩』にはジャイアンツとの対戦シーンは描かれていない。選手の登場も『バットファーザー』などのオールスター戦で長島などが出演している位で他の球団に比べて露出が極端に少ないのも事実である。

東京メッツの所属する作中のセントラル・リーグには、他に大阪アパッチ、(後に大阪ガメッツ)などの架空球団があり、8球団制。平成編の初期のみ肖像権の絡みか架空の球団がメッツ含めて4球団の10球団制である。

大阪アパッチからガメッツへの移行は『平成編』からの変更である。その前にダイナマイト・イワーキという岩鬼そっくりの外人選手が所属するパ・リーグのチームとして『白球の詩』に登場、その10年後、『ストッパー』においてはセのチームとしてメッツのライバルチームとして登場。穿った見方をすれば近鉄オリックスのような合併があった可能性もある。(余談だがアパッチ、といえば水島新司は、『アパッチ野球軍』の原作者花登筺と組んでその前日譚『エースの条件』、非野球漫画の『銭っ子』を描いている。)

メジャーリーグニューヨーク・メッツとは提携関係という設定がある。

東京メッツの親会社は「メッツ食品」であるがこれは『恐怖のTO砲』での会社名「東京インスタント食品」が球団名に合わせて後日改名したと解釈される。後にメッツは『野球狂の詩外伝』において甚久寿の父親が社長の野呂建設に買収されたがオーナーと球団名はそのままであった。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] その輝かしい優勝の歴史

東京倶楽部として発足したのは戦前か戦後か不明。戦後の五利らが現役の時代には東西対抗(オールスター)のメンバーが全員東京倶楽部の選手だったこともあり五利がメッツ最強の年やったと述懐していることから2リーグ分裂前に優勝もしくは強い時代があったと思われる(『メッツ本線』)。1948年に鉄五郎が自己最多の15勝を挙げた(『よれよれ18番』)とあるから48年か49年あたりか?1950年に2リーグ分裂。球団名も東京メッツに。

以下に優勝が確実なものを挙げる。

  • 1.五利監督での初優勝(『よれよれ18番』、※『新野球狂の詩』10巻にて69年と公式認定。但し実際は阪神のメンバー71年入団の中村勝広がオーダーにいる事から判断して、掲載時の72年としか考えられないのだが・・。)
  • 2.虎谷のサヨナラ本塁打での優勝(『ガニマタ』、賞状からすると73年)
  • 3.岩田武司が誘拐され、岩田家が脅迫された試合で国立がサヨナラ本塁打で優勝を決める(『脅迫スリーラン』)
  • 4.火浦が新人王、国立が本塁打王の年(日本シリーズの相手がロッテであることから74年と推測される。→ただし、『おれは長島だ』では史実どおり中日が優勝で、メッツは最下位という設定)
  • 5.札幌華生堂メッツとしての優勝が2004年と2005年

以上の6回。

また、岩田鉄五郎監督のもと優勝2回、2位2回、3位1回(『あて馬』)の記述を加えると優勝は8回になる。

75年は5位、水原1年目の76年は優勝の可能性があるのだが『新・野球狂の詩』で優勝を4回(6回?)も果たしている昭和40年代(西暦では1965年から74年)をさしおいて「昭和50年代はメッツ黄金期」という発言を鉄五郎や五利がしていることから以後も数回優勝したのではないかと思われるが推測の域を出ない。1978年は阪神と並んで7位であったのは確認されている(『野球狂の詩外伝』)。

97年の『野球狂の詩平成編』の1話では20年間連続Bクラスといわれておりこれだと上記の発言とは矛盾する。20年前に当時のレギュラーがいっせいに引退した、も考えにくい。球団数の問題を含め『新・野球狂の詩』および別作品であるが『ストッパー』などその後の『野球狂の詩』の外伝的作品も『野球狂の詩平成編』のため繋がらず、この作品の記述は問題が多い。

似たような例では74年以前6(8)回の優勝も上記『俺は長島だ』の中日優勝、巨人V10阻止の記述で全否定されてしまう。

しかしこの辺の辻褄の合わなさは読みきり重視の水島漫画の通弊なのであまり気にしてはいけない。

札幌華生堂メッツになってからの2001年以降は順に2位、4位、2位、1位、1位で01年と03年はいずれも最終戦まで縺れた末の僅差での2位であった。

[編集] 本拠地 

  • 国分寺球場(東京メッツ時代):東京都国分寺市にあるとされる野球場。神宮球場をモデルにしたとされ、実写版の映画、テレビドラマでも神宮球場で撮影が行われたことがある。
  • 札幌ドーム(札幌移転後)

[編集] 主な選手・球団関係者

[編集] 『野球狂の詩』より登場

岩田鉄五郎(いわた てつごろう)
野球狂を謳う球界の至宝。オーナーにも食って掛かり喧嘩できる人物である。200勝しての400敗は自己最多が15勝の投手の気の遠くなるような現役投手としての勲章である。左投左打、背番号18。作中の設定で日本球界でフォークボールを投げた投手第1号。水原入団前の50代現役投手時代から五利監督と対等の助監督かヘッドコーチのような役割で、練習でのノックや入団希望者との接触、ドラフトでのくじ引きもやっている。愛称は鉄つぁん。投げるときには「にょほほほ~」という掛け声を出す。現在は兼任の監督として80歳を越えて投げ続ける鉄人、ファンや他球団の選手からは「まだ投げているのか」と呆れられてはいるが、皆から愛されている。水原とバッテリーを組んだ時は、史上初の左の捕手となった。なお、この人物は他の作品にも登場しており、『あぶさん』では南海ホークスのスカウト。『大甲子園』では東京メッツの一員として登場するが、いつしか関西弁が標準語になっている。
水原勇気(みずはら ゆうき)
75年ドラフト1位、女性初のプロ野球選手。背番号1。左のアンダースロー。「ストレート変化球」(現在で言うところのムーヴィング・ファストボールか?)および魔球「ドリームボール」をキメ球にストッパーとして活躍。ドリームボールの「唯一球」で谷沢、シピン、田淵、若松、衣笠という76年当時のセの強打者たちをしとめた。「岩田さん・・野球ってほんとにすばらしい」と鉄五郎に抱きつく場面は『野球狂の詩』連載の最後を飾る名場面・名セリフとなった。『大甲子園』では中西球道に「鉄五郎さんの少年版みたい」との評。『平成編』では国立珠美のプロ入りに尽力、のちコーチに。以降は投手も兼任し往年以上の活躍を見せている。現在の背番号91。茜という娘がいるが苗字は水原のままであり結婚などの詳細は不明。
吉田心太郎(よしだ しんたろう)
交通事故に遭った母親と生き別れ、警察官夫婦のもとに引き取られてすくすくと成長。弱小明訓高校を優勝に導き、メッツに入団、1年目に31勝(新人王、最多勝、沢村賞)、2年目32勝(最多勝、防御率1位)3年目に36勝を挙げMVP、と3年で99勝挙げた怪童。しかし4年目の開幕戦で肩を痛め以後二軍、バッティング投手。記憶障害を負った母親の治療費を稼ぐ為に奮起。7年ぶりの先発で100勝目を達成する。右投右打、背番号18。
吉田の所属するメッツは同じ18番を背負う鉄五郎のいるメッツとは異なるようで野間章(水島新司風の「長島茂雄」顔)というタイガースに所属するミスタープロ野球と呼ばれる選手が存在する。のちに『乞食打者』で吉田は再登場しているがアンダースローになり背番号は今度は岩田清志と同じ21番に変更になっていた。
五利一平(ごり いっぺい)
現役時代は捕手。戦後まもなくの強打者で178本塁打で.308、976打点。(この成績はほぼ同年代の強打者青バット大下弘の201本塁打.303、861打点と比べても遜色ない。しかも捕手で通算3割は特筆すべきであろう。)引退後は監督・コーチを歴任。監督として3回以上の優勝歴あり。背番号110。
国立玉一郎(くにたち たまいちろう)
スラッガー藤娘と呼ばれる強打名守の三塁手。右投右打、背番号29。歌舞伎の名門国立屋の七代目、女形役者である。そのため1年目は東京限定で試合に出場、.333、10本塁打を記録。打撃もさることながら蝶が舞いハチが刺す優美な守備も超一流であった。74年にはホームラン王を獲得。引退後は歌舞伎の世界へ戻る。国立珠美は実娘。『白球七五三』に出てきた藤子という少女が国立のファンで、彼女と知り合いの老人が「フー子を国立選手の嫁にしてやる」と言っていたが、後に結婚した国立の妻(珠美の母)が藤子かどうか不明。また日日スポーツのメッツ番記者山井英司は白新高校(不知火守の母校と同名)の同級生で同じ三塁の好守の選手だった。『大甲子園』では明訓・青田戦を前に岩田と五利に質問する記者団が「一位指名は国立の次の五番として山田ですか」、「それとも岩田さんももうじき(引退)だから中西?」と質問する場面がある。
火浦 健(ひうら けん)
メッツの不動のエース。右投。背番号14。北海道出身、人呼んで「北の狼」。タイガースの王島大介は生き別れの双子の弟。実母・加代がつけた名は火浦健が一郎で王島大介が二郎。健は育ての親である侠客・政を殺した暴力団組長に報復し、傷害罪で実刑。その後テスト入団でメッツ入り。74年20勝を挙げ最多勝利と新人王獲得しメッツの優勝に貢献。阪神戦で9回二死満塁のピンチにストレートかと思うほどスピードの乗ったドロップで弟・王島大介を三振に打ち取り、その夜に実母と再会。以後、同居を始める。翌75年も連続の20勝で最多勝利獲得。引退後大阪ガメッツの監督。のちに兼任投手に。妻彩子を結婚後2年で亡くしている。『平成編』(『一郎二郎』、『南の虎再び』)において初めて兄弟であったことを告げた。余談ではあるが『大甲子園』の中では「ミスタープロ野球火浦健、松阪慶子(松坂慶子?)と交際か?」という新聞のガセ記事のかたちで登場している。
岩田清志(いわた きよし)
入団から6年連続20勝の153勝挙げた右の下手投手。背番号21。鉄五郎の娘塁子と結婚し婿養子で岩田武司の父である。現役時代は鉄五郎に引退を勧告し、しばし対決。引退後は仕事でアメリカへ移住。旧姓不明。
千藤光(せんどう ひかる)
ノーヒットノーラン2回、決勝戦を完全試合で江川一校を甲子園優勝に導き72年メッツにドラフト1位で入団した派手なパフォーマンスの「ショーマン投手」。背番号11、のち遊撃手に転向。右投右打。登場当初は長髪であったが,実は禿を隠すためのカツラであった。オールスター戦でホームインした際にカツラ発覚。その後はパフォーマンスが裏目に出て野次の集中砲火に遭い、一時は引退を決意するも、岩田鉄五郎の「うんと笑われてみよやないけ。引退はそれからじゃい。」といわれてスキンヘッドへ。74年、大洋との3連戦の2戦目に先発するも、海王に敬遠球までホームランされ、「そんなやつぁ頭丸めろ!」と鉄五郎から一喝されてかつらを取る。
島小太郎(しま こたろう)
プロ入り11年目から15年目まであて馬として長い雌伏の時を経て33歳でレギュラーになった二塁手、背番号3。鉄五郎がレギュラー陣のあまりにも不甲斐ないプレーに切れて脳溢血で倒れた際は監督代行を勤め、二軍選手を主体としたメンバーで主力選手と対立しながらも見事に勝利を収める。試合を決めたのは二軍選手として登録をしていた島のサヨナラ内野安打。鉄五郎をして「18と並んで3も欠番」と最高級の賛辞を贈らせた選手で「野球は魂でやるんだ」の名セリフを残した。『ガニマタ』では3番、『スラッガー藤娘』『乞食打者』では4番を打っており遅咲きながら打撃で好成績を収めたと推測される。
※実は主演作の『あて馬』以外ではセリフが全く無い。この辺りは絵が過渡期の水島が作画的に古い島や虎谷の絵を敬遠したためではないかと考えられる。そのためか本来似ていない島と虎谷はしばしば混同されて描かれていた。
※『へい!ジャンボ』では同姓同名のヤクルトアトムズの捕手が登場する。
甚久寿(じんくす)
本名は野呂甚久寿。外野手、両投両打、背番号03。彼の「ジンクス」は最早、超能力か預言の域で五利監督らメッツナインの命を飛行機事故から救った。水原の助力を得て79年、7年目にしてヤクルト安田から初ホームランを打つ。実は78年末にメッツを買収した大日本建設の御曹司である。
河野(かわの)
甚久寿の言葉通り「北北西に進路を」とった選手。当時10年目、不振でレギュラーをはずれていた。いわゆる水島風の「長島茂雄」顔のひとりである。右投右打、背番号10。
虎谷虎ノ介(とらたに とらのすけ)
強打だが痔疾の捕手。主演作『ガニマタ』においては35歳の4番打者。右投右打背番号69。73年、勝った方が優勝の試合にいぼ痔で欠場するも、医師である兄の指示で鉄五郎から荒療治を受けて代打出場。阪神江夏から代打サヨナラ優勝ホームランを打つ。
金太郎(きんたろう)
乞食打者。一塁手、右投右打、背番号1、のちに55。アパッチの投手、北大路の幼馴染。怪力のスラッガー。
丘知将(おか ともまさ)
恐怖のTO砲の背の低い方。左目の瞳を止めたまま右目の瞳を動かすことが出来る。プロ入り初打席では阪神の江夏からピッチャー強襲の内野安打で出塁。これによる江夏は降板したので、「エースを引っ込めたからボーナスだ!」と岩田に直訴するも却下。新潟での阪神線ではスミ1となるホームランをたたき出し、富樫平八郎に初勝利をプレゼントした。外野手。右投右打、背番号10から77。73年ドラフト2位で入団。出来高給選手。
唐部大樹(とうべ たいじゅ)
恐怖のTO砲の背の高い方。外野手。左投左打、背番号16。73年ドラフト1位で入団。出来高給選手。長身と長いリーチを活かし、いかなる変化球も変化する前に叩くと言う特技を持つ。プロ入り初打席で江夏からヒットで出塁。岩田鉄五郎が海王と対決した大洋戦では、8回裏に鉄五郎の執念のスクイズで決勝のホームを踏んだ。
富樫平八郎(とがし へいはちろう)
新潟西高校ではライバル日下部の影に隠れ高校時代1球しか公式戦で投げる機会がなかったものの70年(?)3位指名でメッツに入団した投手、背番号10番。右投右打。4年間の下積みを経て地元新潟での阪神線に先発。自宅で見守る末期癌の父親の見守る中、9回表一死二塁のピンチに遠井をピッチャーライナー併殺に打ち取り、初勝利を挙げる。その直前に父親は息を引き取っていた。その後、腱鞘炎で投手を断念、恋人夕子の言葉を聞き入れ努力の末打者に転向した逆境に強い代打の切り札。打者転向後、初打席ではサヨナラホームランを放って日下部に勝利をもたらす。その後「やるだけやってみる。それでだめなら、魚屋の嫁だ。それでもいいか?」と夕子にプロポーズ。勇気編では外野手として出場している。(『ウォッス10番』、『ガッツ10番』、『スラッガー10番』の10番3部作に主演。本作は少女漫画家里中満智子との合作。里中は主に女性や子供の作画を担当。本作の恋愛を軸としたドラマ性の高さは里中に負うところが大きいと思われる。)
日下部了(くさかべ りょう)
新潟西高から早稲田大学を経て74年ドラフト1位でメッツに入団した投手、右投右打。背番号1、のち水原勇気に譲って20。富樫の同級生で対照的な日のあたる道を歩いた生まれながらのスター選手。
日の本盛(ひのもとさかり)
投手、右投右打、背番号17。野球より酒が好きな男。酒なしならエース級の実力を秘めた主戦ならぬ酒仙投手。ナインは何とか酒を取り上げようとするが、様々な小細工でマウンドに酒を持ち込み試合中でも酒を飲もうとする。ピンチを迎えたマウンド上で酔いつぶれて寝込んでしまうこともしばしば。
権田権介(ごんだ ごんすけ)
選球眼の良さを見込んで五利が獲得した選手。対中日戦、上京した家族の前で金太郎の代打として出場。星野仙一からサヨナラとなる四球を選ぶ。のちにマネージャー。右投右打、背番号90。
北海安吉(ほっかい やすきち)
背番号0。右打ち。あばしり安。鉄五郎によると国立以上のスラッガーらしいが作品中では1度もバットをふっていない。網走出所後国分寺球場に直行するも、間一髪間に合わず。翌日のアパッチ戦で代打出場し、あごにデッドボールで出塁。相手投手に激怒した鉄五郎をかばってアパッチ選手ほぼ全員を一人でノックアウト。そのまま網走に逆戻り。『ストッパー』ではベンチに姿があったがその実力は描かれないままであった。
帯刀守(たてわき まもる)
75年水原に次ぐドラフト2位で入団した強肩強打の捕手。女性の水原が自分を差し置いてドラフト1位に指名されたことを不満に感じ一時は入団を保留するが、岩田鉄五郎に促されて水原の球を受けてみたところ、その理由を納得し入団を決意した。虎谷に変わりレギュラー獲得。『ストッパー』などでは5番を打っていたことから打撃でも非凡であったと思われる。右投右打、背番号22。
立花薫(たちばな かおる)
15歳の最年少、右の下手投げ投手。背番号19。20時になると家に帰り、家族と食事をする家訓のため完投できなかったが、構えを低くする戦法ではじめて打ち込まれた対中日戦、8時前最後の打者、谷沢を討ち取る為に家訓を破る事になる。これ以上ない低めで谷沢を三振に打ち取る。20時に家族全員が集合するという立花家の家訓は、当時の人気番組「8時だヨ全員集合」と絡んでいるとみられる。
長島太郎(ながしま たろう)
巨人・長島(長嶋)茂雄の熱狂的ファンである三塁手。74年、念願かなってテスト合格。メッツの最下位が決まった後(火浦の活躍でメッツが優勝した話と矛盾し、少しパラレルワールド的)、後楽園で長島茂雄が現役引退する最終試合と同日、国分寺球場での消化試合で8番サードで先発出場。最終戦では背番号3を譲り受けて4番サードで出場、ホームランを放つ。太郎はこれを最後に現役引退。鉄五郎は、「ミスターに勝るとも劣らぬものは、燃える心とたゆまぬ努力だ」と賞賛する。右投右打。背番号30→最後の試合で3。
高円寺三郎(こうえんじ さぶろう)
足の遅さ故野球を断念、相撲取りに。相撲初白星の際も打撃に想いをはせる野球狂。その取組には序の口にもかかわらず、鉄五郎、五利、国立から懸賞がついた。背番号78、右打。192Cmの巨漢。
芦田哲(あしだ てつ)
タイガースからメッツへ移籍してきたベテラン。右投右打、背番号50。国分寺球場を知り尽くしたプロ。座右の銘は「敵を知り、己を知り、地の利を知れ」。
浦島大吉(うらしま だいきち)
背番号8、右投左打。サギ師、平のペテンから生まれた貴重な左の代打。岩鬼顔負けの悪球打ち
大田原明(おおたわら あきら)
太平洋クラブライオンズを自由契約になったベテラン外野手。子沢山。背番号80。右の代打で75年オールスター選出。
ジョン・カスター
元大リーガーの50歳で鉄五郎と同年齢。右投右打、背番号4の外野手。
サバ
アフリカサバンナ出身。酋長の息子。一回の説明で野球のルールを覚えるほどの高い知能と奇跡の足を持つ盗塁成功率100%の代走専門選手。その走塁はナインを刺激し、積極果敢な走塁を心がけようという機運が生まれる。しかしサバ本人は、日本の大気汚染公害に体を蝕まれ、その年限りで帰国。ファンの浄財でチャーターされた特別機(水島作品によく登場するJALのDC-8)でケニヤに直航。背番号50。通訳の名は田尾。
武藤兵吉(むとう ひょうきち)
軍曹の仇名を持つ一軍半の捕手。ドリームボールは彼の夢から生まれたが完成を見ず志半ばで広島東洋カープへ移籍。ドリームボール打倒に野球人生を賭けて挑む。『勇気編』は人生を魔球ひとつに賭けてしまう野球狂・武藤の物語でもある。武藤の名前は俳優石坂浩二の本名から。右投げ右打ち。背番号30。カープでは77。
村田(むらた)
水原の入団した75年に引退した投手。武藤は手向けとして引退する村田の背中を水原に流させた。
平沢(ひらさわ)
76年に武藤と交換トレードで入団した投手。
小仏善兵衛(こぼとけ ぜんべえ)
東京メッツの2軍監督。76年には五利の代わり1軍代理監督も務めた。のちに東京ボッツの監督に就任。背番号119。
大山(おおやま)
東京メッツのオーナー。色々あるが野球とメッツを深く愛する男。(『よれよれ18番』では松川)
尻間専太郎(しりま せんたろう)
東京メッツのスカウト。水原勇気を発掘したことは有名だが、自分と同じ飲兵衛の日の本盛も彼がスカウト。常に笑っているような顔が特徴。
大空孫市(おおぞら まごいち)
東京メッツの球団職員。もとは歌手志望。プレスリーの扮装で低迷するメッツを応援し盛り上げる。
大島丑吉(おおしま うしきち)
東京メッツを買いたいと田舎からやってきた老人。1日だけメッツのオーナーになる。第二次大戦で野球選手だった息子を失う。ぼろぼろの200万円でメッツを買おうとし、オーナーと五利は一笑に伏すが、鉄五郎は「この金だって尊い血と汗の結晶だ!このお札をよう見てみぃ。」と二人をたしなめる。その翌日、オーナーと共に観戦した丑吉は実に精緻で的確な観察眼でメッツナインの集中力のなさや凡ミスを指摘、息子の形見であるぼろぼろのボールを置いていく。契約金200万でメッツの顧問に就任。
甲賀愛子(こうが あいこ)
東京メッツのマスコットガール、愛ちゃん。実はアパッチのスパイで女の手練手管でメッツの選手たちを篭絡しアパッチ優勝に一役買う(『代打くノ一』)。後の『どしゃぶり逆転打』にも球場食堂の愛ちゃんが登場するが同一人物か?

[編集] 『ストッパー』より登場

トニー・スミス
メッツの新外国人。アメリカでは3A止まりでメジャー出場は無い。ファームで3ヶ月間の調整を経て一軍に上がってきた。首が太いため通称「ノーネックスミス」。背番号00.
チャーリー・レーン
英智大学の国際学部で立川米軍基地出身。90年ドラフト一位でメッツに指名される。当初はガメッツの三原心平と仲が良かったためメッツ入団を拒否していたが逆転でメッツ入団。しかし、終盤になると消えていった・・・。背番号0.
鬼平(おにだいら)
ドリームスの我王殺しとして二軍から這い上がってきた死神のような風貌の選手。背番号40、外野手。
赤間(あかま)
名前だけしか登場しない謎の選手。左投手であるという事しか明らかにされていない。中継ぎか、あるいは谷間か。背番号不明。

[編集] 『野球狂の詩平成編』より登場

青田心太郎(あおた しんたろう)
高校時代、天上天下唯我独尊の「鬼っ子」と呼ばれた怪物投手。火浦健が監督のガメッツ志望であったが98年メッツに1位指名され鉄五郎の命賭けの説得により入団する。04、05年に18勝、19勝を挙げ連続最多勝利。04年は自ら劇的なサヨナラ本塁打で優勝を決めた。7年間で100勝を軽く超える。松坂世代の一人である。背番号17、右投右打(左打ちで描かれていた事も)。
国立珠美(くにたち たまみ)
玉一郎の実娘。水原のおしかけ弟子となりドリームボールを修得。98年(!)ドラフト1位で家族の反対受けるもメッツ入団。以後リリーフのちに先発投手として活躍。05年には13勝を挙げ優勝に貢献。背番号1、左投左打ち。※※青田との絡みで実際は97年冬指名の98年に入団でないと辻褄が合わない。これは実際には98年シーズン中にかかれていながら99年を描くという読みきり手法から来た弊害である。
宣英光夫(のぶひで みつお)
93年6球団競合でメッツ入団。実力はありながら気の弱さからブルペンエースの域をでず4年間0勝。98年監督に復帰した鉄五郎に見出され、その「死投」に感動し克服する。以後先発の一翼を担う。背番号56、右投。
羅生門(らしょうもん)
東京メッツ末期の主砲。右投両打、背番号10の三塁手。98年はケガで棒に振ったが以後も四番打者として活躍。2000年には松井秀喜、岩田武司と本塁打王を争う。初登場時の印象は容貌怪異の巨漢であったが実は温厚な愛すべき男。音武田入団により外野コンバート。02年期限ギリギリのシーズン途中に岩田武司との交換トレードで大阪ガメッツに移籍。名前は「あきら」(漢字は不明)。
乱丸(らんまる)
青田と同年、98年ドラフト8位でメッツに入団。打撃に難があるものの1年目から5年近くに渡ってメッツの正捕手として活躍する。しかし鹿島入団後は完全に影が薄くなる・・・。右投げ右打ち、背番号55
岩田武司(いわた たけし)
鉄五郎の孫、清志の息子。極秘裏に帰国し、99年シーズン途中、大阪ガメッツにテスト入団。右投右打、背番号18。190cmの長身で最速160キロの剛速球投手であるが致命的なノーコン。並外れた長打力を生かすため打者と投手の併用となる。02年6月30日、羅生門との交換でメッツへ移籍。投手面に期待されての移籍であったが打者に専念。40本前後の本塁打をコンスタントに記録する。背番号10。ガメッツ入団のきっかけはガメッツオーナー代行の娘が婚約者だったためなのだが・・。
手塚(てづか)
外野手、右投右打、背番号3、3番打者。メンバーの固まった99年頃から00年までのレギュラーで以下にあげる選手の中で一番出番もセリフも多い。「(北海道へ)一緒にいきましよう。岩田さんあってのメッツです」のセリフが印象的であったが、01年以降はレギュラーを外れる。バントの名手らしい。
堂島(どうじま)
捕手、右投げ、背番号41。大きな団子ッ鼻の長身細身の選手。
得津(とくつ)
一塁手、右投右打(初登場当初は左投げで描かれていた)、背番号7、6番打者。メガネに長髪を後ろに束ねたお洒落な選手。初期はメガネをかけず三塁を守っていた(?)
佐竹(さたけ)
外野手。羅生門と並ぶがっしりした体格の強打者。背番号39、左投げ左打ち、4番や5番を打つ。
小山拳太(こやま)
二塁手、右投左打、背番号4、1番を打つ。目の細い選手。「早打ち拳太」の異名を持つ。
難波(なんば)
遊撃手、右投左打、背番号6、2番を打つ。
松尾(まつお)
外野手。珠美の先発試合でフェンス激突のファインプレーをし、担架で運ばれた。
バース(ばーす)
守備位置、背番号不明。左打ち。岩田武司とグランドで言い合う選手。この試合にしか登場しない阪神のバースに似た選手。この日相手のガメッツにもバースという選手が出場しており・・・・。
俵(たわら)
99年、火浦のガメッツ初采配の試合で4番を打ち本塁打を放つた。『ストッパー』の俵ガメッツ監督そっくり。
遠井(とおい)
98-99年頃の一塁手。左投げ、背番号24。元阪神の遠井吾郎に似ていて4番を打ったことも。
巻田
レギュラーではあるが、詳細は不明。
今尻(いまじり)
97年までのメッツの監督。羅生門の仲人。
本多(ほんだ)
松沼博久に似た投手コーチ。

[編集] 『新・野球狂の詩』より登場

友屋光(ともや ひかる)
ヤクルトを自由契約になり00年メッツに入団。気の弱い所が災いしていたが水原の機転で克服。左投、背番号52。
金村優志(かねむら ゆうじ)
96年ドラフト3位で浪速北大学から入団。投手兼外野手。左投左打背番号61。
青空晴太(あおぞら はれた)
00年ドラフト6位で入団。バッティングセンターのホームラン王で鉄五郎にみこまれるも逃げ回るが国立珠美に一目惚れしメッツ入団。ヒット1本5万円の出来高給選手。01年地元でのオールスターゲームでは史上初の退場者に、そして同年優勝のかかったヤクルトとの一戦で一世一代の不覚を犯す。山井曰く「学生帽が千藤光を思わせる」。遊撃手、右投右打、背番号6。
円山大地(まるやま だいち)
札幌移転の00年にドラフト1位で入団。早稲田大学から入団。巨人逆指名入団決定であったが地元北海道の球団誕生に心が揺らぐ。長島茂雄の好意でメッツ入団。不動の3番打者。山井曰く「国立玉一郎に雰囲気そっくり」。外野手、右投右打、背番号29。
音武田祭(ねぶた まつり)
00年ドラフト2位で入団のメッツ一のお祭り男。打撃・守備共に豪快でかつ華やかさがある。主演作『祭の恋』は全盛期をおもわせる水島らしい正統な人情物の傑作であった。三塁手、右投右打、山井曰く「北海安吉(あばしり安)が帰ってきた」との事。背番号50。
白川虎之進(しらかわ とらのしん)
00年ドラフト3位で入団。9つのポジションどこでも守れる男。重度の酔っ払い外野手。山井曰く「のんべの所が日の本盛と風貌がそっくり」との事。右投右打、背番号9。
大岩木昇(おおいわき のぼる)
00年ドラフト4位で岩手県草笛高校から入団。与作コンビの一人。山井曰く「甚久寿が帰ってきた」二塁手、右投両打背番号2。
鱩市郎 (はたはた いちろう)
00年ドラフト5位で秋田電機から入団。与作コンビの一人。山井曰く「風貌が金太郎とそっくり」一塁手、右投右打背番号44。
村雨周道(むらさめ しゅうどう)
01年ドラフト1位で入団、関東地方限定の住職投手。初打席が代打満塁本塁打。左投左打、背番号0。
根倉(ねくら)
02年から一軍の上下横と投げ分ける器用な中継ぎ投手。リードは自分でやり相手選手のクセを見抜くのが得意とクレバーな選手であるが、協調性には欠ける一匹狼。右投右打、背番号49。
猪又高志(いのまた たかし)
02年新潟県越後農大出身、25歳でドラフト入団。白川と並ぶ酔っ払い選手。外野手、右投左打、背番号69。
鹿島新之助(かしま しんのすけ)
02年ノンプロ鈴岡組から24歳でドラフト入団。元相撲部の石頭。03年、入団すぐに乱丸から捕手の正位置を奪取。打撃では05年に.311、32本と文句なしの成績を収めた。右投両打、背番号90。
蝶野誠二(ちょうの せいじ)
02年メジャードジャース傘下の2Aから24歳でドラフト入団。新人の03年に開幕投手。打撃にも才能をみせるスィッチ投手。両投両打背番号19。
針忠助(はり ちゅうすけ)
秋田の怪童島が注目の2003年ドラフト入団。元ハンドボール選手で五利がスカウトした。元恋人とヨリをもどすため、メッツ入団。04年青田を抑えて開幕投手に。右投、背番号66。
十勝兵矢(とかち へいや)
01年、ヤクルト戦で先発していたおそらくローテーション投手。右投右打、背番号19。(『ヘイヘイホーとトントントン」に登場)

[編集] 他球団のライバル・外部の関係者

力道玄馬(りきどう げんば)
♪六甲おろしの風にのり 三途の川を飛び越えて はるばる鬼がやってきた メッツナインを成仏に ああその名も高き 地獄送りの力道玄馬♪という不気味な応援歌とともに登場する阪神のメッツキラーの投手。背番号11から50。後に肩を痛め一度は引退を決意。引退試合のつもりで完投したメッツ戦では乱打戦となり、9回表に富樫の逆転満塁ホームランでリードを奪われるが、9回裏に満塁のピンチに岩田鉄五郎がリリーフに立つと、代打(相羽)を送られるところを吉田の温情でそのまま打席に向かい、逆転サヨナラ内野安打で2者(望月充、池辺巌)生還。それを機に打者へ転向。その迫力は水原を恐怖させた。
王島大介(おうしま だいすけ)
阪神の一塁手。人呼んで南の虎。メッツの元エース、ガメッツの監督である火浦健の双子の弟。背番号10番。火浦と新人王を最後まで争う。これまではことごとく鳩首を見破ってきたが、優勝をかけた直接対決で2死満塁のチャンスに打席に立つも、兄弟であるという事実を知った火浦の前に三振に打ち取られる。ミスタータイガースと呼ばれ引退後コーチ、99年に現役復帰。
海王神人(かいおう かみと)
大洋の外野手、右投右打、背番号0。本塁打連発の神がかり的な打撃と守備で最下位大洋の15連勝に貢献する。メッツ3連戦でも大活躍して2連勝に貢献、3戦目の岩田鉄五郎も完膚なきまでに打つが、岩田も全てソロホームランに抑える。1点リードの最終回に2死1塁で打席に入るが、鉄五郎の命がけの投球に三振。人間とはここまで偉大になれるものなのかとつぶやき、精根を使い果たして倒れた鉄五郎を蘇生させて去った。なお、3連戦の最中に岩田武司が高熱を出して意識不明となったが、何故か見舞いに訪れた海王が手を握ったら意識が回復した。手の汗を残飯にかけておいしくするという神業も持つ。
最上大太郎(もがみ だいたろう)
アパッチが優勝した際の4番打者。右投右打の巨漢外野手。73年には49本塁打。当時の球界一の打者。
秀吉(ひでよし)
鉄五郎と同期?のベテラン審判。戦時中にも鉄五郎の投げる試合を裁き、「いいタマ!打者ダメ!」とジャッジした。1974年前半の中日3連戦(中日球場)、緒戦で3塁塁審を務め、唐部のタッチアップが早過ぎると判定。「じゃかぁしゃい!わしゃ、野球のルールブックじゃい!」と啖呵を切って抗議を退ける。その試合は谷沢のサヨナラホームランでメッツは敗戦。翌日は100勝をかけた岩田清志が登板するが、9回裏にきわどいコースを全てボールに取られて四球を連発。リリーフに立った鉄五郎が5番井上弘昭に四球を与えて同点となる。しかし、その時点で既に秀吉は失明しており、抗議をした鉄五郎が拾ってあげたマスクを渡すべくぽんと投げたところ、身体にあたり、突き飛ばされたと勘違いして退場を命じる。鉄五郎は秀吉の目の異常を察知して全員ベンチに引き上げさせ、メッツは放棄試合。3戦目、スタンドで観戦中の秀吉を訪れ、「名審判が引退試合もせんとなんじゃい!」といってグラウンドに引きずり出し、秀吉は感涙と共に悔いを残さずに引退する。
大文字大太郎(だいもんじ だいたろう)
国立の大ファン。国立が入団した前年に阪神に入団。その年にメッツから5勝を挙げたメッツキラーであるが、メッツ以外の球団には7敗無勝と勝てない不思議な投手。プロ入りした国立との初対決で同点ホームランを打たれてしまう。背番号99。
沢村慶司郎(さわむら けいじろう)
10年にひとりと言われた75年ドラフトの目玉。法政大学出身。メッツ志望するも阪神に1位指名で入団。左投左打、背番号は力道から譲られた11番。水原に一目ぼれしてあれこれつけ回す。
南海権左(なんかい ごんざ)
ガメッツの主砲、浪速の4番、一塁手。両投両打!?背番号44。03年シーズン途中に右の代打の切り札として阪神に移籍。背番号は100。吉良高校出身で水原が語る高校時代予選でのエピソードから『ドカベン』の南海権左と同一人物と思われる。
平清二(たいら せいじ)
桜丘高校出身。98年春の甲子園二回戦で青田と投げ合い、試合は4対0で敗れるも青田から3安打を放つ。同年夏の大会は地区予選敗退。しかし同年のドラフトで阪神に2位で指名される。翌年、開幕一軍を手にするもすぐに二軍落ち。七月に野村監督により打者に転向させられるが、鳴かず飛ばずの二割二分で99年シーズンを終える。しかし翌年5月、再び投手に転向させられ、メッツとの一戦でセンバツ大会以来の先発マウンドに立ち、自らの本塁打でプロ初勝利を手にした。
仙台又三郎(せんだい またさぶろう)
02年ガメッツに入団。水原のドリームボール打倒が悲願。実は水原の師である武藤の次男。05年のメッツとの優勝を賭けた試合では外野手で出場。右投右打、背番号77は広島カープ時代の父親とおなじ。
島新之助(しま しんのすけ)
秋田きりたん高校の03年ドラフト最大の目玉。メッツ志望だったがベイスターズに指名される。拒否の構えだったが鉄五郎の説得で入団へ。04年新人ながら18勝を挙げた。左投左打、背番号50。
小鳩花子(こばと はなこ)
03年ドラフト8位ガメッツ指名の内野手、22歳。火浦監督のおっかけで元ソフトボール選手。並外れた努力の末、開幕1軍出場を果たす。05年は外野手でメッツとの優勝を賭けた試合では青田から本塁打。強肩。身長190cm、右投右打、背番号99。
山井英司(やまい ひでじ)
日日スポーツのメッツ番記者。高校時代は国立がいたため公式試合に出場できず。それでもタイガースにドラフト下位で指名を受けるが野球を断念、進学後新聞記者に。サバの入団や、「水原勇気」が女性であることをスクープして名をあげる。『ストッパー』では三原心平に最初から注目した記者。平成編以降もメッツ番として活躍する。
犬神(いぬがみ)
プロ野球連盟総裁。『野球狂の詩』世界での野球機構最高権力者。水原入団の最大の壁であったが阪神とのオープン戦での水原の力投を目にして野球協約に追加事項を加え入団を認めた。『ドカベン』の犬神と同じく眼帯。

ライバルという訳ではないが『野球狂の詩』では、あぶさんこと景浦安武や藤村甲子園がゲスト出演している。あぶさんはメッツとのオープン戦で代打3ランを打ったという新聞記事で、甲子園は『どしゃぶり逆転打』の時阪神ベンチにその姿が確認できる。また岩鬼ら『ドカベン』の登場人物がしばしばスタンドにいるのも確認できる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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