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東京ニューシティ管弦楽団(とうきょうにゅーしてぃかんげんがくだん、Tokyo New City Orchestra)は、 東京都に拠点を置いて活動するオーケストラ。東京芸術劇場、北とぴあさくらホールなどで、年5回程度の定期演奏会を行っている。
[編集] 沿革
- 1990年(平成2年) - 内藤彰を音楽監督・常任指揮者として「東京で10番目のプロオーケストラ(当時)」として東京合唱協会とともに発足。
- 2005年(平成17年) - 曽我大介が指揮者に就任。
[編集] 特色
- N響や東フィルのように財団法人格をもたず、楽団員の自主運営による楽団経営を行っている。
- 定期演奏会以外ではバレエやオペラの公演の際に、ホールのオーケストラピットに入って伴奏する仕事も多い。
- 設立から数年間は、東京合唱協会と合同で、モーツァルトの「レクイエム」、ロッシーニの「スターバト・マーテル」などの声楽つきの大曲を北とぴあでの定期演奏会で年1-2回とりあげていた。
- 近年は、定期演奏会の会場の多くを東京芸術劇場に移し、開催回数も増やしてドイツの楽譜出版社・ブライトコプフから出版されたベートーヴェンの交響曲の新全集やブルックナーの交響曲の一般的には演奏されない稿などを定期演奏会で取り上げている。
- 定期演奏会で取り上げられたブルックナーの交響曲のライブ録音はCD化されて市販もされている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク