東レ・アローズ (男子バレーボール)
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東レ・アローズ(とうれあろーず)は、静岡県三島市にある東レ三島工場の男子バレーボール部の名称である。アローズは1990-1991年シーズンから愛称として採用している。
チームは1947年に9人制のバレーボールチーム「東洋レーヨン九鱗会」としてスタート。この九鱗会は9人制バレーボールからなぞらえて結成されたもので、当時は滋賀県大津市が本拠地だった。9人制の時代から全日本選手権大会や国民体育大会などの国内主要大会のタイトルを独占。
三島工場に移動した1964年以後は6人制に移行。実業団リーグ(現・V1リーグ)の強豪といわれ、その後日本リーグ(現・Vリーグ)に昇格を果たすも下位に低迷し続けた。1988年-1989年シーズンに日本リーグ復帰を果たすとそれ以後は日本リーグ(Vリーグ)に定着。全日本選手権では2002年に優勝するなど着実なレベルアップがなされており、次の悲願であったVリーグ優勝を2004年-2005年シーズンに達成。またこの年の全日本選手権でもVリーグのリベンジを目指したNECブルーロケッツを退けてシーズン2冠を獲得した。
[編集] 主な成績
- 優勝1回(2004年度)
- 準優勝3回(1998年、1999年、2001年)
- 優勝4回(1963年、2002年、2005年、2006年)
- 準優勝3回(1953年、1959年、2004年)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
Vリーグ男子 | |
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