新鶴見操車場
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新鶴見操車場(しんつるみそうしゃじょう)は、かつて神奈川県川崎市幸区鹿島田、小倉および横浜市鶴見区江ヶ崎町にあった貨物列車用の操車場である。
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[編集] 現状
1984年2月1日に廃止され、新川崎駅、信号場(新鶴見信号場)および機関区(JR貨物・新鶴見機関区)としての機能のみが残された。現在、一日200本以上の貨物列車が発着または通過し、長距離貨物列車の中継地点としての役割を果たしている。
南武線鹿島田駅との間では川崎市が再開発事業などを手がけたが、その反対側は市境をまたぐこともあって現在まで跡地売却が思うように進んでおらず、一部が慶応義塾大学の新川崎タウンキャンパスや老人ホーム、横浜市立新鶴見小学校の用地として利用されたものの、広大な更地が残されている。
一時は老朽化した川崎球場を当跡地に移設する計画もあったが、景気低迷のため休止された。 また川崎市営地下鉄予定線の車両基地も計画されたが、こちらも市の財政逼迫や見込み需要の厳しさもあり計画変更が相次いでおり、進展していない。
[編集] 隣の施設
- 武蔵野線(武蔵野南線)
- 鶴見駅 - 新鶴見信号場 - 梶ヶ谷貨物ターミナル駅
[編集] 周辺
- 南武線鹿島田駅
- 夢見ヶ崎動物公園
- 三菱ふそうトラック・バス川崎製作所・技術センター
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 新鶴見操車場(川崎市幸市民館日吉分館)