教員養成大学
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教員養成大学(きょういんようせいだいがく)とは、日本では小学校と中学校の教員養成を目的にした大学である。
第二次世界大戦前の師範学校の流れを汲み、都道府県に1校置かれ、地域の教員養成を担当する。山梨県の小中学校では、山梨大学教育学部卒業者の組織がある。
昔は、各都道府県の教員養成大学を卒業すれば、大体その都道府県の教員に採用された。しかし、戦後は教員養成大学以外にも、教職課程が開放されたため、中学校教諭採用試験が難関になり、1980年代半ば以降は、少子化のため、小学校教諭採用試験が難関化した。このため、教員免許状を有しながらも、民間企業に就職し、ペーパーティーチャーになる者も少なくない。
教員採用数が減ったことにより、教員養成大学でも、教員免許取得を卒業条件にしない専修(ゼロ免)を用意した。
[編集] 大韓民国における教員養成大学
大韓民国においては初等学校(日本の小学校に相当)の教員は韓国に11ある教育大学と韓国教員大学校でのみ養成される。中学校、高等学校の教員は韓国教員大学校と各大学にある師範学部か○○教育科で養成される。それ以外に教職免許の課程がある学科もある。