掛川市立東中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

掛川市立東中学校（かけがわしりつひがしちゅうがっこう）は静岡県の西部と中部の中間にある中学校である。山を削って建てた学校なので地盤が非常によく、すぐ横の坂をはさんだ向こう側には、旭台という高級住宅街がならび、坂を登って行くと旭ヶ丘という住宅街が広範囲にわたって存在し歯医者や酒屋などがある。掛川市で一番初めにできた中学校ということもあり女子のセーラー服の襟には一本のラインが入っている。また、「学力向上フロンティアスクール」により、東京大学の助教授などがしばし訪れる。部活動ではソフトボールが強いことでも有名であり、周辺地域では掛東(かけとう)と呼ばれている。校歌には校訓のすべての言葉が入っている。今までは、カバンの色や体操着の襟の部分などの色が学年ごとに薄めの黒緑、赤褐色、紺色だったが、2003年の入学者からカバンの色や体操着の襟の色などが全学年青色に統一された。また、すべての教室に自主、創造、敬愛の文字が飾られている。

[編集] 校訓

自主　創造　敬愛

[編集] 歴史

1947年（昭和22年）4月1日‐組合立掛川東中学校を設立
1950年（昭和25年）‐校訓決定
1953年（昭和28年）‐校歌「愛なり敬なり教えは尊し」を制定
1954年（昭和29年）4月1日‐市制施行に伴ない、「掛川市立東中学校」と校名変更
1991年（平成3年）11月7日‐文部省指定研究「奉仕等体験学習」発表
1996年（平成8年）11月16日‐創立50周年記念式典
1997年（平成9年）11月20日‐掛川市教育委員会指定研究「授業改善」研究発表会
2002年（平成14年）4月~7月‐ワールドカップに伴い、ベルギーなど3カ国の国旗を掲げていた。
2002年（平成14年）9月‐旧部室解体、新部室建設開始
2003年（平成15年）4月1日‐鞄などの色を統一
2003年（平成15年）4月~5月‐新部室完成
2004年（平成16年）11月5日‐文部科学省事業「学力向上フロンティアスクール」研究発表会
2005年（平成17年）1月‐新体育館完成
2005年（平成17年）10月‐旧体育館解体
2006年（平成18年）2月‐新テニスコート建設工事開始
2006年（平成18年）4月‐新テニスコート完成

[編集] 学区

掛川市立東中学校の学区は東西に短く南北に長い特徴を持っており、学校自体は掛川市の中心地にあるが南に進むにつれて田畑などの風景が見えてくる。また、三つの小学校の卒業生からなる学校である。
掛川市立第一小学校、西山口小学校、上内田小学校
西に進むと掛川市立西中学校があり、北には掛川市立北中学校がある。東には掛川市立栄川中学校がある。

[編集] 学校行事

1月‐始業式　私立1次試験
2月‐公立前期試験　私立2次試験
3月‐三送会　卒業式　終業式　公立後期試験
4月‐始業式　入学式　
5月‐修学旅行　宿泊訓練
6月‐東陵祭スポーツの部
7月‐終業式
8月‐夏休み
9月‐始業式
10月‐東陵祭合唱の部
11月‐進路説明会
12月‐終業式

[編集] 学級

普通学級
養護学級

[編集] 生徒

平成15年度

1年　168人　5クラス
2年　201人　6クラス
3年　210人　6クラス

平成16年度

1年　188人　6クラス
2年　168人　5クラス
3年　202人　6クラス

[編集] 部活

[編集] 備考

野球部の2005年（平成17年度）のメンバーは、優秀な成績を残しており、県内の学校などから注目を浴びた。2005年から投手のブルペンが作られた。

ソフトボール部は、いままで輝かしい実績を残しており多数の大会で優勝している。メンバーの多くは、常葉学園菊川中・高等学校などの強豪校に進学し、そこでも全国大会出場などの実績を残している。

サッカー部の2002年（平成14年度）の一年生大会は東中学校だけではメンバーが足りず、掛川市立北中学校と連合で北東連合という名で大会に出場し、大会ではベスト8だった。また、そのときの北東連合メンバーは、中堅レベルの高校に進学し、2005年に中学を卒業した。
サッカー部のユニフォームの色は創立時から青がホームの色だったが2003年に顧問、副顧問が変わったことにより、白のアウェーのユニフォームがホームとして着られるようになった。また、2002年の夏までアウェーのユニフォームは、白と黒の縦じま模様だった。ホームのユニフォームは98年w杯のクロアチアのユニフォームと似ている。
サッカー部は2006年 4月の時点で創立10周年になり、約300名ほどの部員が在籍したことになる。また、一番多く部員が入った年は2000年の約40人で一番少ない年は2002年の8人である。