常光寺 (八尾市)
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常光寺 | |
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本堂 |
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所在地 | 大阪府八尾市本町5-8-1 |
山号 | 初日山 |
宗派 | 臨済宗南禅寺派 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 伝・奈良時代 |
開基 | 伝・行基 |
別称 | 八尾地蔵尊 |
文化財 |
常光寺(じょうこうじ)は、大阪府八尾市本町にある仏教寺院。 臨済宗南禅寺金地院の末寺で、山号は初日山。 通称は八尾地蔵尊。
本尊は地蔵菩薩で、弘仁年間(810年~824年ごろ)、小野篁の作と伝えられている。 山門脇に大坂城の残石と 「流し節正調河内音頭」 の碑がある。また、敷地内に大坂の役で戦死した藤堂家の戦死者の墓がある。
目次 |
[編集] 起源と歴史
- 奈良時代に高僧行基が創建したと伝えられている。当初は「新堂寺」と称していた。
- 南北朝期に戦乱で寺は焼かれ、一旦は荒廃した。 至徳2年(1385年)に土豪・藤原盛継により復興、翌年に地蔵尊・阿弥陀堂などを再建した。
- 室町時代に足利義満から、自筆の 「初日山」「常光寺」 の額が納められた。(寺宝として現存。)
- 大坂の役において、付近は激戦地となったが、本寺は徳川方の保護を受けた。 徳川方の武将・藤堂高虎は本堂の北にある住職の居間(方丈)の縁側に敵方の首級を並べて「首実験」をしたという。その縁板は後に方丈の西廊下の天井として貼り替えられた。 おびただしい血痕がついていたため、「血天井」と称された。
[編集] 行事
- 大般若会(4月)
- 地蔵盆会(8月23日、24日)
- 八尾は「河内音頭」発祥の地とされているが、特に常光寺で伝えられている 「流し節正調河内音頭」 は、その原型とされ、「日本の音風景100選」に選定されている。
[編集] 所在地
- 大阪府八尾市本町5-8-1
[編集] 交通アクセス
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