島原半島
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島原半島(しまばらはんとう)は、九州の西北にあって、西、そして南に向けてくの字状につきだした陸地の南部から、3つに分かれる半島群のうち、もっとも左、南東に突き出す半島である。全体は、北岸は有明海に面する。その西部、半島の付け根部の有明海は諫早湾と呼ばれる。東岸から東南岸は有明海の開口部である島原湾に面し、熊本市、宇土半島、天草上島と対峙する。南端は瀬詰崎といい、ここから早崎瀬戸を挟んで天草下島まで4.4kmほどである。西岸は橘湾に面し、長崎半島に対峙する。半島中央の幅は約15km、長さははかり方によるが約40kmである。
半島中心部は雲仙と呼ばれ、普賢岳の標高は1359.3m、平成新山は1486mである。雲仙温泉などの温泉にも恵まれている。
一部は雲仙天草国立公園に指定されている。
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[編集] 行政地域
全体が長崎県に属する。
[編集] 交通機関
- 鉄道
- 島原鉄道線
- 雲仙ロープウェイ
- 道路
[編集] その他
島原半島東部では、地元長崎県のテレビ局の他、有明海を挟んだ熊本県、佐賀県、福岡県のテレビ局の直接受信が可能であり、視聴可能な地上波テレビ局の数がおそらく日本一と思われる。
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