小見真観寺古墳
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小見真観寺古墳(おみしんかんじこふん)は、埼玉県行田市の小見古墳群内にある前方後円墳である。
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[編集] 概要
墳丘長112メートル、後円部径55メートル・高さ5メートル、前方部幅48メートル・高さ7メートル。埼玉県第4位の規模の前方後円墳である。真観寺の寺域にあるのでこの名がある。
[編集] 埋葬施設
埋葬施設は後円部と鞍部付近に緑泥片岩の一枚岩を組み合わせた二ヶ所の横穴式石室がある。 後円部の石室は1643年に発見され、前室・後室の構造となっている。 鞍部の石室は、後室のみが現存するが、前室については明らかではない。この石室は1880年、発掘調査され、出土品は東京国立博物館に収蔵・展示されている。
[編集] 副葬品
副葬品から七世紀前半に築造されたと考えられるが、鞍部石室はやや遅れて造られた可能性がある。前方後円墳としては新しい時期のものであり、さきたま古墳群に匹敵する首長墓と考えられている。 1931年3月30日、国の史跡に指定された。
[編集] 関連項目
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