小石川大神宮
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小石川大神宮(こいしかわ だいじんぐう)は東京都文京区にある神社。天照大神を祀る。1966年(昭和41年)3月7日に伊勢神宮より分霊され、鎮座する。都心のビル街の中、ビルにいりくんだ形で建てられている。東京における伊勢神宮の「遥宮(とうのみや)」であると自らを位置付けている。
1996年(平成8年)の社殿修復に第六十一回神宮式年遷宮の際の月讀宮の古材を使用した。本殿は南面しているが、入口は西側にあり、拝殿は西面しており、拝殿の向きと本殿の向きがあっていない。このような参拝者が拝む方向に本殿が位置しない神社は古い神社でもたまにみられることであるが、都心での用地収得が難しい中、本殿が南面することを優先した結果このような配置になったのだろう。
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[編集] 社名
伊勢神宮の分社は「~大神宮」と名乗ることが多い。この神社もそれに習って地名の小石川から「小石川大神宮」と名付けられたと思われる。
[編集] 祭神
- 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
[編集] 祭礼
鎮座の日である3月7日が例祭日となっている。
[編集] 交通
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