宮城野部屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
宮城野部屋（みやぎのべや）は、大相撲の相撲部屋である。一門は、立浪・伊勢ヶ濱連合。7代続いた後途絶えていたが、1958年に高島部屋に属していた元横綱の吉葉山潤之輔が再興した。当初は吉葉山道場だったが、1960年に宮城野を襲名した。吉葉山の没後、元小結廣川泰三、元前頭竹葉山真邦が親方として宮城野を継承していたが、2004年8月26日より一門外の北の湖部屋の元十両金親和憲が、先々代親方の娘婿となって部屋を継承した。
目次 |
[編集] 宮城野親方
[編集] 幕内
- 大関
- 関脇
- 小結
- 廣川泰三（神奈川）
- 前頭
- 宇多川勝太郎（前頭3・東京）
- 大雪嶺登（前頭3・北海道）
- 港龍安啓（前頭4・徳島）
- 若吉葉重幸（前頭6・北海道）
- 大心昇（前頭8・北海道）
- 光法賢一（前頭9・鹿児島）（現役）
- 嵐山次郎（前頭12・岐阜）
- 竹葉山真邦（前頭13・福岡）
[編集] 十両
- 松山佳弘（十両筆頭・東京）
- 若隼人幸治（十両3・鹿児島）
- 龍皇昇（十両6・モンゴル）（現役）
- 葉山健治（十両10・神奈川）
- 貴羽山善之（十両10・広島）
- 力駒雄偉（十両11・北海道）
- 剣岳寛（十両11・徳島）
- 四季の花範雄（十両13・青森）
[編集] 幕下
- 荒若正啓
- 岩海悟
- 望櫻将大（現役）
[編集] 三段目
- 杉ノ花祐也
- 一秦昌平
[編集] 序二段
- 桜乃富士(現役)
- 竹十葉(現役)
- 大和田(現役)
[編集] 所属年寄
[編集] 所属行司
- 式守錦太夫（幕内行司）
[編集] 所属呼出し
- 隆二（幕内呼出）
[編集] 所属床山
- 床蜂（一等床山）
[編集] 旧宮城野部屋
明治時代から続いていた部屋で、美男横綱として知られた鳳谷五郎が相続し、幕内古賀ノ浦茂たちを育てたが、1956年（昭和31年）11月に死去し、当時の幕内福ノ里牛之助は高島部屋に身を寄せた。福ノ里は、吉葉山の独立の際に同行した。
