安田大サーカス
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安田大サーカス(やすだだいサーカス、略称:安大)とは、安田団長、HIRO、クロちゃんの3人によるお笑いグループである。松竹芸能所属。2001年(平成13年)4月頃に結成された。
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[編集] 命名の由来
- 日本有数の大サーカス団『木下大サーカス』がヒント。
- 団長は命名当初グループ名に疑問を持っていたが、「木下大サーカスとて木下団長は誰か分からんだろう。」の岡田の一言で納得したという。
[編集] メンバー
[編集] 安田特大サーカス
『エンタの神様』出演時には、他のお笑い芸人と一緒に『安田特大サーカス』として出演する。組む芸人は殆どの場合無名だが、2006年8月12日の出演では、「ラッセ~ラ~ラッセ~ラ~」つながりで猫ひろしと、12月2日の放送は「クローン男」としてザ・たっちと共演した。
[編集] 芸風
ショートコントや短い漫才が主な持ちネタ。オチで団長の服が破られ、ふんどし1枚にされるネタが多い。 しかし、ネタそのものよりも、ネタとネタの間に挿入されるアクションのほうが印象に残りやすい。
ネタの始めには、クロちゃんがそのコワモテの顔を見せ付けたあと、高音で「いつも元気なクロちゃんです!(もしくはクロちゃんです!)」と紹介する。しかし最近では、その台詞に団長が言葉を被せて、クロちゃんが「かぶってる!」と怒るパターンが多い。また「ラッセーラー、ラッセーラー、ラッセーラー、ラッセーラー」という掛け声で登場することも多い。
HIROが満面の笑みを浮かべながら祭囃子風の和太鼓の口真似で「はいー!! どーん!どーん!どーん!」と叫び、団長は両手でピースをしながら「ベタベッタ!」と合いの手を入れ、HIROが「どどーん!どどーん!」と叫び、団長が「ベタでーす!」と締めくくる。その間、クロちゃんは甲高い声で笑いながら紙吹雪を撒き続ける。
乗り突っ込みが出ると、HIROの太鼓とクロちゃんの紙吹雪は同じだが団長のセリフは「乗り突っ込み!」/「大成功!!」となる。
最後の締めで団長がふんどし1枚にされた後は、団長のセリフは「オチでーす!」/「オチでーす!」となり、もう一度繰り返し「ヘクシュン!」(くしゃみ)/「安田大サーカスでした!!」となる。稀に団長だけでなく、クロちゃんやHIROも服を破られることがある。このとき、クロちゃんはピンクのブラとパンツ、HIROは相撲の化粧まわし姿となり、HIROが四股を踏むと場内がひっくり返る、というオチになる。
HIROの掛け声はコント赤信号と似ていることがある。
テレビに多く出演する様になってから、バラエティ番組への出演ではアクションはあまり行わず、食い意地が張っているというより食べ物に対してのみ機敏で他ではまず動かないHIROを置き、振りで天然リアクションを取ったり、絶叫や抗議すら高音なクロちゃんが暴走するのを団長が(時にはHIROに命令して)締める、という立ち位置が多い。
「これからオペを始める。メス。」と言うとクロちゃんが「いや~ん!」。手術道具のメスと女のメスをかけている。
[編集] 受賞歴
- 2001年 - 『今宮こどもえびす新人漫才コンクール』で、新人漫才奨励賞と子供大将。
- 2004年 - 『第25回 ABCお笑い新人グランプリ』で、審査員特別賞。
- 2006年 - 『第41回 上方漫才大賞』で、奨励賞
[編集] 出演作品
[編集] テレビ
[編集] レギュラー
- アメトーク!(テレビ朝日)
- 笑いの金メダル(テレビ朝日(朝日放送東京支社制作))
- メレンゲの気持ち(日本テレビ)
- 元祖!でぶや(テレビ東京)
- エンタの神様(日本テレビ)
- 団員を一人加え『安田特大サーカス』名義で出演。
- ウタワラ(日本テレビ)
- ロンドンハーツ(テレビ朝日)
- いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日)
[編集] 特番・単発
- 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル(フジテレビ)
- 新春ズームイン!!SUPER(日本テレビ)
- お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル(フジテレビ)
- DOORS(TBS)
- 天才てれびくんMAX(NHK教育)
- 2005年4月14日の生放送に出演。
- 大笑点(日本テレビ)
- 2006年元旦放送の時で出演。
- 安田は大喜利、HIROとクロちゃんは大相撲汐留場所に。
- コントカーニバル
- ミラクル☆シェイプ(日本テレビ)
- お笑い芸人大忘年会(日本テレビ)年末特番
[編集] ドラマ
[編集] 映画
- 劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY(2006年) - 声の出演