奥本大三郎

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奥本大三郎（おくもと だいさぶろう 1944年3月6日 - ）は、日本のフランス文学者。大阪府貝塚市出身。大阪府立岸和田高等学校→東京大学文学部仏文学科を経て、同大学院修了。フランス文学研究・教育に携わり、広範囲な文筆活動で著書・翻訳書多数ある。ジュニア版『ファーブル昆虫記』（集英社・全8巻）翻訳の有名であり、『完訳ファーブル昆虫記』（集英社・全10巻・20冊）の翻訳を完成させた。1981年に『虫の宇宙誌』で読売文学賞、1995年に『楽しき熱帯』でサントリー学芸賞をそれぞれ受賞。2006年現在、埼玉大学教養学部教授、日本昆虫協会会長、日本アンリ・ファーブル会理事長をそれぞれ務めている。

[編集] 著書・論文

• 「暗殺者ランボオ」（季刊現代文学誌7号）
• 「イリュミナシオン試論（一）」（季刊現代文学誌8号）
• 「イリュミナシオン試論（二）」（季刊現代文学誌9号）
• 「瞳、髪、飲むこと　―ポオ、ボードレール、ランボオ」（『ユリイカ』誌4月号、青土社）
• 『ボードレールの世界』、青土社
• 「lettre du Voyant 研究序説」（横浜国立大学人文紀要）
• "Le ≪Voyage≫ chez Baudelaire et Rimband" , （日本フランス語フランス文学会）
• 「ランボオの天国と地獄」（『カイエ』誌9月号、冬樹社）
• 「ランボオの人口の楽園」（『カイエ』誌5月号、冬樹社）
• 『虫の宇宙誌』、青土社、（読売文学賞）
• 『本を枕に』、集英社
• 『百蟲譜』、弥生書房
• 『フランス文学史』、（共著）、白水社
• 『虫魚の交わり』、平凡社
• 『虫のゐどころ』、新潮社
• 『壊れた壷』、集英社
• 『捕虫網の円光』、平凡社
• 『干支セトラ、etc.』、岩波書店
• 『楽しき熱帯』、集英社、（サントリー学芸賞）
• 『ファーブル昆虫記』（全8巻、集英社）