土曜ワイドラジオTOKYO

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この項目では1978年から1985年にかけて放送されたラジオ番組について説明しています。1991年から放送のラジオ番組については土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界をご覧ください。

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土曜ワイドラジオTOKYO（どようわいどらじおとうきょう）とは、1978年 4月8日～1985年 3月30日まで、TBSラジオ（当時は東京放送のラジオ部門）で毎週土曜日に放送されていた大型生ワイドラジオ番組である。

[編集] 出演者

久米宏（パーソナリティ）
石井和子（アシスタント）

[編集] 概要

TBSラジオでは、1970年 5月16日から土曜ワイドを放送していたが、1978年に当時TBSアナウンサーでテレビ番組「ぴったしカン・カン」、「ザ・ベストテン」の司会として人気を博していた久米宏をパーソナリティに起用して、4月8日から土曜ワイドラジオTOKYOというタイトルでリニューアルスタートしたのが、この番組というわけである。久米は、入社からしばらくの間はラジオでの仕事が多かった。それ故、久米にとって水を得た魚。持ち前のスピード感ある喋りでたちまち人気者となり、番組自体も人気番組となっていった。

ちなみに、毒蝮三太夫がMCの「東食ミュージックプレゼント」は、土曜日に放送されていた時代は、土曜ワイドに内包されていて、番組が「土曜ワイドラジオTOKYO」となっても続いていたが、週休2日制の定着で1981年 1月31日の放送をもって土曜日の放送を終了したため、最後のミュージック～内包の土曜ワイドとなったのである。

久米は、この番組で人気を確かなものにしたのを機に、1979年6月にTBSを退職。フリーアナウンサーとして民放各局の番組に出演するようになったが、1985年 10月7日にスタートする「ニュースステーション」に備えるため、同年3月31日一杯でテレビ・ラジオのレギュラー番組を降板することとなったため、同年3月30日限りで惜しまれつつ終了となった。

ちなみに、久米が降板した後スタートした土曜ワイドは、4年前に土曜日のみ終了したミュージック～のMCの毒蝮がMCの「土曜ワイド商売繁盛」（同年4月6日～1988年 4月9日）だが、この番組から土曜ワイドは、午前主体となるため8時間放送としては、この番組が最後の土曜ワイドとなった。