国家社会主義日本労働者党
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国家社会主義日本労働者党(こっかしゃかいしゅぎにほんろうどうしゃとう、ドイツ語:Nationalsozialistishe Japanische Arbeiterpartei)とはナチズム/ネオナチ思想を掲げる日本に存在する団体である。NSJAPと略称であらわす場合もある。
[編集] 概要
この団体は、政治団体としてはかなり古い第二次世界大戦以降に国家社会主義民主青年同盟と言う母体が出来たとし、別の右派団体と合併して1980年代に結党したと主張している。
同団体の主宰者は、ヒトラーの思想に共鳴したという会社経営者だと言うことで、主な主張にネオナチ主義を掲げ、GHQなどによって(再)構築された現代日本の戦後体制の脱却、反シオニストを掲げ、アメリカやイスラエル国家への反目も表明している。またニューカマーなどに代表される外国人労働者の排斥を訴えている。
1990年代にインターネット上にウェブサイトを設立、自団体の主義・主張を掲載しており、2005年に同サイトのページが一度抹消されたが、2006年06月18日に再開した。
かつてはウェブサイト上で主張を掲載すると共に、街頭活動の様子を報告したり集会参加者を募ったりといった活動を行い、またメール等で、次回集会や学習会の通知を行っていた模様だが、ウェブサイト抹消以降の活動は現在のところ不明。
朝日新聞社会面で報道された事があるとしており、構成員は20名程度だが「日本国内の外国人労働者にとっては脅威となっている」と主張している。
雷韻出版の母体ともされる。ちなみに、出版社の社長はこの団体の代表である。
また、ナチスドイツによるユダヤ人へのホロコーストは無かったと、証拠が多く挙がっている事象に反した主張もしている。
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