国場川

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国場川
那覇市街部の国場川 沖縄都市モノレール車内から
延長	9 km
水源の標高	- m
平均流量	m³/s
流域面積	43 km²
水源	南風原ダムほか（沖縄県）
河口	東シナ海（沖縄県）
流域	沖縄県

国場川（こくばがわ）は沖縄県南部を西流する国場川水系の本流で、二級河川。下流部の漫湖は沖縄最大の干潟であり、1999年（平成11年）、ラムサール条約に基づく湿地保全区域として登録された。

[編集] 地理

南風原ダムから発した安里又川が、南城市を源流とする宮平川及び手登根川と、同郡南風原町中部で合流して国場川となり、概ね西流。那覇市に入ってしばらくすると南東から長堂川が、豊見城市との市境を兼ねつつ合流する。真玉橋（まだんはし）から沖縄県営奥武山公園にかけては川幅が広がって漫湖を成す。漫湖南部で饒波川（のはがわ）が合わさる。那覇大橋付近から再び川幅が狭まり、那覇市街南部を潤した後に東シナ海（那覇港）に注ぐ。

流域のほとんどで国道329号が並行する。また那覇大橋から明治橋まで、沖縄都市モノレールが高架上を沿う。戦前は沿岸を、沖縄県営鉄道（軌間762mm、通称「けーびん」）が与那原町へ向けて走っていた。

流れが緩やかで短いことと、増加した流域人口による生活廃水や豚舎排水の影響を受け、1986年には「日本で最も汚れている川」ワースト4になってしまった。その後、漫湖の環境維持のためにも水質改善が図られてきたが、課題は未だ多い。

[編集] 流域の自治体

島尻郡南風原町、那覇市、豊見城市

[編集] 支流

• 長堂川　南城市、同郡南風原町、同郡八重瀬町、豊見城市、那覇市
• 饒波川　南城市、同郡南風原町、同郡八重瀬町、豊見城市