善光寺下駅
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善光寺下駅(ぜんこうじしたえき)は、長野県長野市三輪7丁目にある長野電鉄長野線の駅である。
普通列車のみ停車する。2003年の善光寺御開帳の際は、特急列車の一部も停車した。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地下駅、有人駅である。自動券売機設置駅(2台)。入鋏を省略して入場する。
長野大通りの下に位置し、駅舎は地下1階、ホームは地下2階にある。ホームへの出入り口は1ヶ所で、改札口脇にトイレが設置されている。改札を入場し、右側が1番線、左側が2番線への階段で、ホームの本郷駅寄りの位置に繋がっている。地上への出入り口は4ヶ所ある。
[編集] のりば
1 | ■長野線(下り) | 須坂・信州中野・湯田中方面 |
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2 | ■長野線(上り) | 権堂・長野方面 |
[編集] 駅周辺
駅の周囲はマンションを含む住宅街であり、商店、24時間営業のコンビニが点在する。
駅から西の坂を登ると淀ヶ橋郵便局を過ぎて10分ほどで善光寺の山門へ繋がる。ご開帳の際には参拝客で混雑する。善光寺の東側には城山公園があり、公園の周囲には県営の信濃美術館・東山魁夷館、市営の城山動物園等の施設が設置されている。清泉女学院高校、長野市立城山小学校も隣接している。
長野大通りの出口には、長電バス浅川西条線、東長野病院線等の善光寺下駅前停留場がある。 信州大学教育学部、長野高校の最寄り駅であるが、利用する学生、生徒はほとんどいない。
- 長野市立城東小学校
- 長野市立柳町中学校
- 長野信用金庫善光寺下支店
[編集] 歴史
- 1926年(大正15年)6月28日 - 長野電気鉄道により開業。
- 1926年(大正15年)9月30日 - 長野電気鉄道と河東鉄道の合併により創立した長野電鉄に移管。
- 1970年(昭和45年)9月1日 - 貨物営業を廃止。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 手小荷物営業を廃止。
- 1977年(昭和52年)3月26日 - 地下鉄工事に伴い、構内踏切を廃止。
- 1978年(昭和53年)8月1日 - 停車場から停留場に変更される。
- 1981年(昭和56年)3月1日 - 地下駅化。