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哀帝(あいてい 紀元前26年 - 紀元前1年 在位紀元前7年 - 紀元前1年)は、前漢第12代皇帝。姓は劉。諱は欣。父は定陶恭王、劉康(りゅうこう・元帝の子)。母は丁姫(ていき)。
紀元前7年、20歳で即位。哀帝は、男色を好むこと甚だしく、寵愛した董賢に惜しみなく富や称号を与え、大司馬に就任させた。挙げ句の果てには、董賢に皇帝の璽綬(印と綬)を授け、帝位まで譲り渡そうとした。紀元前1年、26歳で崩御。
男色を意味する「断袖」の故事で有名である。
- 前漢の皇帝
- 第12代
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- 先代:
- 成帝
- 次代:
- 平帝