名古屋市交通局3050形電車

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3050形電車

3000形が組み込まれた3050形3159F編成

名古屋市交通局3050形電車（なごやしこうつうきょく3050けいでんしゃ）は名古屋市交通局鶴舞線の車両である。名古屋鉄道にも直通運転している。

[編集] 車両概要

1993年に登場した。6両10編成が在籍しているが、1編成(3159F)のみ、6両固定編成化で発生した3000形2両を中間に組み込んでいる。そのため、在籍車両は58両である。車体は6000形に似ている。

[編集] 主要諸元

軌間 1,067mm
電気方式直流1500V
制御方式 VVVF制御
最高速度 100km（地下鉄75km）
車体ステンレス鋼
編成 6両編成
保安装置自動列車制御装置 (ATC) 、自動列車停止装置 (ATS)

[編集] 営業区間

名鉄犬山線：犬山～上小田井
地下鉄鶴舞線：上小田井～赤池
名鉄豊田線：赤池～梅坪
名鉄三河線：梅坪～豊田市

[編集] 急行運転

2005年 1月29日のダイヤ改正より、初めて3000形・3050形が名鉄犬山線で急行運転を行うようになった。これは犬山線の線路容量の関係で実現したものである。地下鉄線内では各駅に止まり、上小田井から急行運用に入る。1日1本片道（上小田井→犬山）だけの運転だが、運行開始当初はファンの注目を大いに集めた。

かつても名鉄線内での地下鉄車両による駅通過があったが、これはあくまでも普通として運行し、徳重（当時の駅名）と大山寺を通過扱いとする運用だった。