只野直三郎
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只野 直三郎（ただの なおさぶろう、明治33年（1900年）10月2日～昭和59年（1984年）9月26日）は、昭和期の政治家、衆議院議員、右翼活動家。宮城県遠田郡田尻町（現在の大崎市）出身。
[編集] 年譜
- 明治33年(1900年)生誕
- 昭和7年（1932年）東北帝国大学法文学部を卒業する。
- 陸軍司政官や私立学校の校長などを経て、昭和21年（1946年）日本人民党を結成する。同党は実質、只野の一人一党であったが、昭和22年（1947年）第23回総選挙に旧宮城1区から立候補し当選する。当選回数通算3回。55年体制成立後は当選から遠ざかったが、1980年第36回総選挙まで立候補を続けた。
- 右翼、民族主義者。天皇主権、国民の直接公選による統領制度の導入など、ユニークな主張を展開した。
- 旧田尻町出身者としては、唯一の国会議員だった。2001年4月、田尻町文化センターに顕彰碑が建立された。
- 自由民主党の衆議院議員で外務大臣、大蔵大臣などを務めた三塚博は、国政出馬に当たり、只野の選挙の仕方を参考にしたと生前語っていた。また鈴木邦男は生前の只野に会い、鈴木が国民投票を中心とする直接民主制を主張したことに只野が共鳴したと回想している。
