博多南駅

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博多南駅（はかたみなみえき）は、福岡県春日市上白水743に所在する西日本旅客鉄道（JR西日本）博多南線の駅。

博多南駅（2005年3月撮影）

博多南線は東海道・山陽新幹線、博多総合車両所への回送線を旅客線化したもので、博多南駅は博多総合車両所の西隣にある。線路運用上では博多総合車両所構内に存在するため、管理上では「博多総合車両所着発1番線東京方」となっている。

[編集] 駅構造

単式ホーム1面1線を有する高架駅。ホームは開業当初は6両分でのちに8両分に延長されたが、現在も16両編成の列車は博多南駅に入線できない。

マルス端末を設置した九州旅客鉄道（JR九州）の旅行センターが設備されている。山陽新幹線にあわせ自動改札が導入されている。

JR西日本の管轄駅であるが、駅管理業務はJR九州に委託され、博多駅の指定された社員が派遣されている。

[編集] 駅周辺

春日市と那珂川町の境界部に位置する。駅自体は春日市に属するが、駅前の道路を渡った対面側は那珂川町になる。道路を挟んで向かい側に1階をバスターミナルとした多目的ビルがあり、駅とこのビルは連絡通路で直接結ばれている。

周辺は開業当初は非常に閑静であったが、その後は住宅・マンション・商業施設などの建設が急速に進んだ。

那珂川町側

博多南駅前土地区画整理事業により、整然と区画された街並みである。駅前にはロータリーがありその周囲を駅ビルと高層マンションが取り囲んでいる。マンションの1F・2Fはテナントが複数入居している。またロータリー内には医療ビルも建設された。またロータリーから少し那珂川町中心部の方へ向かうと西友那珂川店がある。那珂川町側はここ10年間で大きく変貌をとげた。

春日市側

駅自体は春日市にあり駅と駅ビルを結ぶ歩道橋が春日市と那珂川町の境界線になっている。駅の出口は那珂川町の方面にしかなく春日市方面へは大きく迂回しないといけない。よってマンションやアパートは駅が出来てから増えたものの那珂川町ほどの発展はみられない。また駅には何十本もの留置線（博多総合車両所）があるため駅の真裏は田畑も多少見られ、旧集落の風情が残っている。