保呂羽山波宇志別神社

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保呂羽山波宇志別神社

所在地	秋田県横手市大森町八沢木字保呂羽山1-1
位置	--
主祭神	安閑天皇
社格等	式内社（小）・県社
創建	757年（天平宝字1年）
本殿の様式	両流造
例祭	11月7日
主な神事	保呂羽山の霜月神楽

保呂羽山波宇志別神社（ほろわさんはうしわけじんじゃ）は、秋田県横手市大森町の保呂羽山山腹にある神社。

[編集] 由緒

社伝によれば757年（天平宝字1年）、大友吉親が大和国吉野金峰山の蔵王権現を勧請し現在地に創建したという。大伴氏の末裔と伝えられる大友家が別当を務めてきた。江戸時代初期、大友家当主が幼いため、一時的に守屋家と両別当となるが、守屋家から別当が出ていた1853年（嘉永6年）、出火の責任を問われ、以後現在まで大友家が宮司を務めている。佐竹氏の定めた秋田藩三国社の一つとして崇敬を集めた。

元来の祭神は天日鷲神ではないかとする新野直吉氏の説もあるが現在の祭神には入っていない。

神楽殿は、室町時代末期の建立と推定され、全国で6棟しか残っていない両流造である。

[編集] 祭神

安閑天皇合祀　火産霊神、須佐之男命、菊理姫命、大日孁命、菅原道真、金山毘古命、稻倉魂命、大名持神、少彦名命、岩戸別神、八意思兼命、伊邪那岐命、経津主命、猿田彦命、天津御女命、健御名方命、応神天皇、大山祇命、大山咋命

[編集] 祭事

11月7日：保呂羽山の霜月神楽（重要無形民俗文化財）

[編集] 境内外社

下居堂（普賢菩薩）ほか

[編集] 文化財

建造物

波宇志別神社神楽殿（重要文化財）

[編集] 年表

＜＞は関連事項

757年（天平宝字1年）：創建
1602年（慶長7年）：＜佐竹義宣、秋田入封。＞
1853年（嘉永6年）：守屋家配流
1868年（明治1年）3月：＜神仏分離令＞
1871年（明治4年）5月14日：＜社格制度制定＞

[編集] 交通

JR東日本大曲駅から車35分
秋田自動車道大曲ICから国道105号経由で20分

[編集] 外部リンク

ほろわの里資料館

[編集] 関連項目

神道
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