佐藤工業
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| 種類 | 株式会社 |
| 本社所在地 | 〒103-8639 東京都中央区日本橋本町4-12-19 |
| 電話番号 | 03-3661-0502（代） |
| 設立 | 1931年7月20日 |
| 業種 | 建設業 |
| 事業内容 | 建築・土木・コンサルティング・不動産 |
| 代表者 | 森本 裕士（管財人・代表取締役会長） |
| 資本金 | 3,000,000,000円 （2004年12月現在） |
| 関係する人物 | 佐藤助九郎 |
| 外部リンク | http://www.satokogyo.co.jp/ |
佐藤工業株式会社（さとうこうぎょう）は、元・東証1部上場の日本の総合建設会社（ゼネコン）。1862年（文久2年）創業。老舗ゼネコンとして準大手の規模を誇っていた。土木工事に強みを持ち、特にトンネル工事を得意とする。
バブル期に不動産事業を拡大したことが裏目に出て経営難に陥り、主要取引行の第一勧業銀行（現・みずほ銀行）をはじめとする各行の債権放棄や、大幅な社員数削減を行い経営再建を進めた。再建計画は順調に推移したが、市場規模の縮小による経営環境悪化と巨額の有利子負債の利子負担が経営を圧迫し、企業努力の限界に至った。2002年に会社更生法の適用申請を行い経営破綻。現在、更生計画の認可を受け更生中である｡
目次 |
[編集] 沿革
- 1862年（文久2年）佐藤助九郎（初代）が越中国柳瀬村（現砺波市）に於いて「佐藤組」を創業。
- 1866年（慶応2年）越中国の治水事業を総じて受注施工する。
- 1885年（明治18年）東海道本線の沼津～富士間工事を受注施工する。
- 1931年（昭和6年）資本金200万円をもって法人改組し、佐藤工業株式会社を設立する。
- 2002年（平成14年）3月3日、会社更生法の適用を申請し経営破綻。負債総額4499億円。3月31日、更生手続開始決定。6月4日、東証1部上場廃止。
- 2003年（平成15年）3月6日 川田工業（富山県）、若築建設（北九州市）を支援企業として更生計画案を提出。3月31日、更生計画認可。6月28日に全額減資し新資本金を増資。
- 2004年（平成16年）世界最長の陸上トンネル・八甲田トンネル（市ノ渡工区）が貫通。
[編集] 概要
- 本社所在地：東京都中央区日本橋本町4-12-19
- 登記本店所在地：富山県富山市桜木町1-11
- 支店：札幌、東北（仙台）、東京、横浜、北陸（富山）、名古屋、大阪、中国（広島）、四国（高松）、九州（福岡）、シンガポール
- 海外拠点：シンガポール、タイ、マレーシア
- 建設業者許可番号：国土交通大臣許可（特-13）第410号
[編集] 特徴
- 「トンネルの佐藤」「穴の佐藤」と呼ばれ、トンネル掘削の日進記録は常にトップレベル。
- 世界最長の複線陸上トンネル東北新幹線「八甲田トンネル」受注施工。
- サッカーJリーグの横浜フリューゲルスに全日空と共同出資していた。
- 創業地富山県と関係が強く、再建の際には川田工業といった富山県関連の有力企業が新資本金の多くを出資している。
[編集] 施工物件
- 東北新幹線第二上野トンネル
- ＮＡＳＰＡニューオータニ
- 北陸電力本社ビル
- 富山市庁舎
- ベンジャミン・シアース・ブリッジ（シンガポール）
- シンガポール・新最高裁判所
[編集] 関連企業
- 佐栄建設株式会社
- スター総合建築株式会社
- 佐藤リフォーム株式会社
- 株式会社サトーマシーナリ
- 株式会社エス・エム・ケイ
- 株式会社エスケー・グローバルス
- 株式会社建販
- Sato Amoy Construction (Malaysia)Sdn.Bhd.(マレーシア)
- Sato Kogyo (Malaysia) Sdn.Bhd.(マレーシア)
- Sato Kogyo Bangkok Co.,Ltd.(タイ)
- Sato Kogyo (Singapore) Pte.Ltd.(シンガポール)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 佐藤工業 (公式サイト)
