今野東

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今野東（こんのあずま、1947年 12月17日 - ）は、日本の政治家。元・衆議院議員。民主党所属。宮城県塩竈市出身。宮城県農業高等学校、明治学院大学社会学部第2社会学科卒業。

2003年の衆議院選挙で、宮城1区の今野と、同じく2区の鎌田さゆりを支援していたNTT労働組合の幹部らが、公職選挙法の定める利害誘導罪に問われている。仙台高等裁判所は、2004年7月26日、弁護側の控訴棄却の判決を下し、さらに12月21日、最高裁判所でも棄却され、有罪が確定した。連座制対象者3名の禁錮以上の刑が確定したことから、検察は選挙の監督官庁である総務省（総務大臣）の許可を得て、両議員の当選無効などを求める訴訟を起こす方針を固めていた。

この判決を受けて、鎌田さゆりは辞職を表明した。一方今野は、民主党が2005年4月の衆議院補欠選挙の選挙区増加を望んでいないため、辞職を3月15日以降まで引き延ばすのではないか、という観測どおり、辞職せず争う姿勢を見せた。2005年1月21日、仙台高等検察庁は今野の当選無効と同一選挙区での5年間の立候補禁止を求める行政訴訟を起こした。4月27日、遂に仙台高等裁判所で判決が下り、当選無効と同一選挙区からの5年間立候補禁止が言い渡された。今野は同日辞職を表明し、翌日許可された。

2007年の参議院選挙に、比例区からの出馬が内定している。

また、フリーアナウンサーでもある。かつて宮城県にある東北放送の関連会社でアナウンス業務をしていた。フリー転向後は東日本放送の『トーホク独立TV』のキャスター等を務めた。現在、「東方落語民話寄席」の家元を務めている。