久保山和夫
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久保山 和夫(くぼやま かずお。旧名 誠(まこと)1934年4月15日 -)は、佐賀県出身のプロ野球選手・プロ野球審判員。
[編集] 来歴・人物
佐賀県の鳥栖工業高校卒業後、1954年に西鉄ライオンズに捕手として入団した。当時の西鉄捕手陣には日比野武、和田博実と好敵手がいたためレギュラーを取るには至らず、1960年に阪急ブレーブスに移籍、同年引退。現役時代の通算成績は実働7年で117試合に出場し、150打数29安打の.193、6本塁打、15打点である。
引退後にパ・リーグ審判部に入局し、3000試合出場を達成するなど長らく活躍、1995年まで現役をつとめた。審判員袖番号は8(1977年初採用から1995年引退まで、8は1997年以降柳田浩一がつけている)。日本シリーズ3回、オールスター6回出場しており、1970年代から1980年代を代表する名審判であった。
現在は少年野球の審判指導などで活躍中。