主体暦
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主体暦(しゅたいれき、チュチェれき)とは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)内、もしくはそれに関連する国外団体(朝鮮総連など)で使用される暦(紀年法)である。
永久国家主席金日成の生誕年である1912年からの数え年がそのまま年数になる。年数以外の月日についてはグレゴリオ暦と共通である。
北朝鮮では成立から一貫して西暦を公用年号として、グレゴリオ暦を公用暦として使っていたが、建国49周年にあたる1997年9月9日(「主体(チュチェ)86年」)に突如、新たな紀元として制定された。そのため、「主体(チュチェ)元年」から「主体(チュチェ)86年9月8日」までは同時代的には使われていない。
日本の大正元年からの通算年、中華民国(台湾)の中華民国暦と年数は同じであるが、これは偶然であり関連性はない。
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