下呂線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下呂線(げろせん)は、岐阜県中津川市の中央西線中津川駅から西進して同県下呂市の高山本線下呂駅を結ぶ予定だった岐阜県下の国鉄の鉄道路線である。全長47.6km。起点と終点の名前をとって「中呂線」とも呼ばれた。
同じ中津川から東の飯田に向けて建設工事が進んだ中津川線とは違い、この線の工事の進捗度は低い。南半分の区間は下呂線の建設と引き替えで廃止された北恵那鉄道(中津町~下付知、現在の社名は北恵那交通)の路盤を転用する予定であった。しかし、北恵那鉄道同様、平地の狭い付知地区において地元から土地の買収に対し猛烈な反対を受け、建設は頓挫した。
- 1922年4月11日 予定線
- 1957年4月3日 調査線昇格
- 1962年3月29日 工事線昇格
- 1964年4月22日 公団工事線昇格
- 1975年3月10日 付知~下呂間について工事実施計画認可
- 1980年12月27日 国鉄再建法により建設凍結
[編集] 設置予定駅
中津川駅 - 付知駅 - 万賀駅 - 加子母駅 - 飛騨竹原駅 - 下呂駅
[編集] 関連項目
カテゴリ: 未成線 | 鉄道関連のスタブ項目