ヴァネッサ・レイアード
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ヴァネッサ・レイアード(Vanessa Laird)は、SFアニメ作品『超時空要塞マクロス』に登場する、架空の人物。女性。声:佐々木るん(PS2ゲーム『超時空要塞マクロス』では佐久間紅美)。
[編集] 『超時空要塞マクロス』時代
フランス出身。21歳。統合宇宙軍所属。SDF-1マクロスのブリッジオペレーターのひとりで、主に通信・レーダーを担当。同僚のキム・キャビロフ、シャミー・ミリオムと共に「ブリッジ3人娘」と呼ばれ、勤務外でも行動を共にする事が多い。
プライベートでは他の二人同様かしましい面も見せるが、職務中は有能な仕事ぶりに信頼を置かれている。ブリッジではクローディア・ラサールに次ぐ20代の女性仕官であり、知的な才女の魅力を持つ。普段は眼鏡をかけているが、眼鏡を外すとリン・ミンメイや早瀬未沙らメインヒロインに勝るとも劣らない美貌の持ち主である。
OL風情のキムやシャミーと違い、キャリアウーマンとして将来有望であり、第一次星間大戦終結後の新統合軍中枢司令センターで早瀬未沙の補佐としてひとりだけ中尉に昇進するが…。
[編集] その後
元ゼントラーディ人スパイ3人組のひとりロリー・ドセルと結婚し寿退役。共働きで小さな雑貨店を開くが、夫ロリーがアルコール中毒になり閉店。家計のためホステスとして働くなど苦労を味わう。しかし美貌としとやかさに常客が付き、高級クラブのママとなり多忙な生活を送ることになる。
35年後の2045年現在、地球のマクロスシティーの高級マンションに暮らし、夫ロリーが3人の子供の面倒を見ている。同じくアルコールで身を持ち崩したワレラ・ナンテス、コンダ・ブロムコも居候し、奇妙な同居生活が続いている(『マクロス7』のドラマCD『ドッキングフェスティバル 歌は銀河を救う』より)。