リンカン大聖堂
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リンカン大聖堂は、イングランド東部リンカンシャー州のリンカンにある大聖堂で、イングランド国教会リンカン司教区の司教座が置かれている。正式名称は、The Cathedral Church of the Blessed Virgin Mary of Lincoln。
1072年、ウィリアム1世の命令により建設が始まり、1095年に最初の聖堂が完成したが、その建物の多くは、火事や地震で崩れてしまった。しかし、1185年の地震を機に大幅に建て直され、現在のような形になっていった。
14世紀始めに完成した中央の塔は、完成当時は現存する塔の上に尖塔が載っており、それを含めると当時世界で最も高い建築物であったという (それまでの世界一はギザの大ピラミッド)。ただし、その尖塔は1549年の嵐の際に吹き飛ばされてしまって今はない。
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