司教座聖堂
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司教座聖堂(しきょうざせいどう)はカテドラル(Cathedral=大聖堂)とも呼ばれるカトリック教会の各教区の中心となる教会で、その教区を治める教区長(通常は司教か大司教)が、自分の教区内にいる信徒を教導し、司式するための「着座椅子」<司教座(カテドラ)がおかれている。なお、聖公会では主教座聖堂と呼び、やはりカテドラルとも言う。
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[編集] 日本のカトリック教会の司教座聖堂
日本のカトリック教会には16の教区が設けられており、各教区の司教座聖堂は次の通り。そしてそれらは三つの教会管区にくくられている。
[編集] 東京教会管区
- 東京大司教区:関口教会(東京カテドラル聖マリア大聖堂、丹下健三設計、1964年)[1]
- 札幌教区:北一条教会
- 仙台教区:元寺小路教会
- 新潟教区:新潟教会
- さいたま教区:浦和教会
- 横浜教区:山手教会(カトリック山手教会、スワガー設計、1933年)
[編集] 大阪教会管区
- 大阪大司教区:玉造教会(大阪カテドラル聖マリア大聖堂)
- 名古屋教区:布池教会
- 京都教区:河原町教会
- 高松教区:桜町教会
- 広島教区:幟町教会(世界平和記念聖堂)
[編集] 長崎教会管区
- 長崎大司教区:浦上教会
- 福岡教区:大名町教会
- 大分教区:大分教会
- 鹿児島教区:ザビエル教会
- 那覇教区:開南教会
[編集] 外部リンク
- カトリック中央協議会 公式サイト