リブレット
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リブレット(libretto,Libretto)
- イタリア語で「小さな本」「小冊子」を意味する。
- ミュージカルなどの音楽劇で、曲と曲との間に挟まれる会話、またはその会話が書かれたテキストを指す。
- オペラの台本のこと。歌詞や台詞(セリフ)、ト書き等を書いたもの。オペラの台本作家はリブレッティスト。
- 東芝が製造するミニノート型パーソナルコンピュータのシリーズ。後述。
Libretto(リブレット)は東芝が開発したノートパソコンの製品シリーズ名である。1996年発売のLibretto 20以降、携帯性や操作性を特に重視したノートPCとして、一部のモバイルユーザから熱心な支持を受ける。2002年発売のLibretto L5でいったん幕を閉じてしまったが、東芝のノートパソコン20周年記念モデルとして2005年にLibretto U100が発売となる。今後も継続して発売されるのか、動向が注目される。
[編集] 発売されたモデル
- Libretto 20
CPUにDX4互換(5x86)75MHzを採用、HDDは270MB。
- Libretto 30
CPUがDX4互換(5x86)100MHz、HDDは500MB。
- Libretto 50
CPUがIntel Pentium75MHz、HDDが810MB、最大メモリが32MB(標準16MB)。
- Libretto 60
CPUがPentium100MHz(VRT)になる。
- Libretto 70
CPUがMMX Pentium120MHz、HDDが1.6GBなる。
- Libretto 100
CPUがMMX Pentium166MHzに、HDDが2.1GB、液晶・筐体が大型化、PCMCIA Type2が2枚搭載可能。
- Libretto 110
100のマイナーチェンジ。CPUがMMX Pentium233MHz、HDDが4.3GBになる。外国限定モデルで日本でも一部で販売された。
- Libretto SS1000
液晶が70以前のものに戻り、筐体厚さが薄くなる。
- Libretto SS1010
SS1000のマイナーチェンジ。CPUがMMX Pentium233MHzになる。
- Libretto FF1100
- Libretto FF1050
- Libretto FF1100V
- Libretto L1
- Libretto L2
- Libretto L3
- Libretto L4
- Libretto L5
- libretto U100
現在の最新モデル。
特殊モデル
- Libretto MobilePack
- Libretto MobilePackⅡ
- Libretto MobilePackⅢ