マルハン
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株式会社マルハン(まるはん、Maruhan Corpration)は、京都市と東京都に本社を持つパチンコチェーン店「マルハン」を中心にボウリング場、映画館も運営するアミューズメント系総合企業。企業テーマは「パチンコ・エンターテインメント マルハン」。
社名の由来は「日の丸のマルに恨みの恨(ハン)」であるという誤った報道が韓国国内でなされ、後に日本でもインターネットを中心に取り上げられ話題となったが、これは事実とは異なり、「パチンコ玉、地球、円満の丸(マル)と自分の名前の韓(ハン)からマルハンと名付けた」と後に韓昌祐会長本人が語っている。沖縄を除く全国におよそ200店舗を展開。社員・店員に対する独自の評価制度があり、これが優良な社員教育になっている。
2004年6月に「株式会社ダイエー」及び「東洋テクノ株式会社」と株式売買契約を締結し、東証一部上場の建設会社である株式会社イチケンを子会社化。
マルハンの会社規模は既に株式上場基準に達しているため、上場を目指し東京証券取引所と協議中。
しかし、「パチンコホールの営業形態には完全に合法とは言い切れない側面があり、厳密な意味で投資家の保護を保証できない」としてジャスダック証券取引所が上場申請を却下した事例[1]もあり、マルハンの上場申請も困難が予想される。
イベントは全国共通ではなく、店舗による独自のものとなる。
[編集] 歴史
[要出典]
- 1945年 10月21日、韓昌祐(現マルハン会長)が韓国・三千浦(サムチョンポ)から日本に渡航。
- 1957年 京都府峰山町(現・京丹後市)にオープンした喫茶「るーちぇ」内に個人経営のパチンコ店を開設。
- 1967年 ボウリング場経営を始める
- 1972年 株式会社マルハン設立。静岡市にボウリング場(ボウルアピア静岡)オープン
- 1988年 10月株式会社マルハンコーポレーションに社名変更する
- 1995年 東日本地区での事業の基盤として「マルハン パチンコタワー」を渋谷区に開設する。
- 1999年 社名を株式会社マルハンに戻す。
- 2002年 東京本社設立。東日本地区の事業拡大を進めるとともに京都本社との2本社体制を確立。飲食店部門を子会社「エムフーズ」に移行する
- 2004年 スロット専門店「マルハンスロット」1号店を神戸市西区潤和にオープン
- 2004年 東証一部上場の株式会社イチケンを子会社化。
- 2005年 パチンコ店として初の売上高1兆円企業となる。6月、大分トリニータユニホームスポンサー契約結ぶ
- 2005年 売上高1兆円に相当する資本金とするため、3億9300万円から100億円とする。
[編集] 外部リンク
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