マキ (ファイナルファイト)

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マキプロフィール

初出作品: ファイナルファイト2
出身地: 日本
身長: 169cm
体重: 52kg
好きなもの: タピオカ
趣味: けんか
関連キャラクター: ガイ

マキはカプコンのベルトスクロールアクションゲーム『ファイナルファイト2』に登場するキャラクター。のちに同社の対戦型格闘ゲームのいくつかに登場した。

[編集] キャラクターの設定

本名は源柳斉真紀（げんりゅうさいまき、源柳斎の表記もあり^[1]）。初登場である『ファイナルファイト2』（以下、FF2）のプレイヤーキャラクターの一人で、前作『ファイナルファイト』でいうガイに相当するスピードタイプのキャラクターである。ハガー・コーディー・ガイたちによって壊滅させられた犯罪組織「マッドギア」の残党により誘拐された、ガイの師匠である源柳斉とその娘でありガイの婚約者でもあるレナを救うべくマッドギアに立ち向かう。源柳斉の次女でレナ（麗奈）の妹。年齢は20歳（FF2当時）。

かなり気が強く、学生時代は暴走族のヘッドを張っていた。ガイとは同門であり幼馴染で、想いを寄せていたが性格が災いして素直に気持ちを伝えたことはないようだ。女扱いされることを嫌う。

かつては家庭用オリジナルゲームである『FF2』一作のみの出演というマイナーな存在であったが、1996年、『ストリートファイターZERO2』のコミカライズ作品『さくらがんばる!』にゲスト出演したことにより認知度が上昇。2001年には『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』で格闘ゲームのプレイヤーキャラクターとして抜擢される。また、その際に新規加入したキャラクターのうち『ストリートファイター』シリーズのキャラクターであるユン、イーグルとともにゲームボーイアドバンス用ソフト『ストリートファイターZERO3↑（アッパー）に登場。さらにプレイステーション・ポータブル用の同『↑↑』（ダブルアッパー）では個別エンディングが追加されている。技などは同じ。

[編集] キャラクターの特徴

ガイの同門なのでガイと共通した技をいくつか持つ。

『FF2』においては、前作のガイに相当する身軽な、素早さと手数で攻めるキャラクター。

『CAPCOM VS. SNK 2』においては、『FF2』の動きを再現したキャラで、ガイと同じく武神獄鎖拳や武神獄鎖投げ等を使う。『FF2』では素手だったが、本作では『さくらがんばる!』で描かれた姿と同様にトンファーを持っている。他には類がない、体力ゲージを減らして使う烈風脚という技を持つ。これは『ファイナルファイト』シリーズのシステムである「メガクラッシュ」を再現したもので、体力を消費する代わりに確実に周囲の敵を吹き飛ばすことができる。ガイの「武神獄鎖拳」、コーディーの「ファイナルデストラクション」（「パンチはめ」の再現）と同様に、出身ゲームのシステムをキャラクターの個性に取り入れた特徴である。ストーリーはガイを探しに来たという設定。キャラクター同士のかけあいは、藤堂竜白、山崎竜二との間に存在する。

基本的にはスピードで敵を翻弄するキャラクター。お手軽で強力なコンボや必勝のパターンなどがなく、安定して強さを発揮するようなキャラクターでは決してないが、疾駆けや八艘脚から派生する多彩な技を駆使して相手の虚をつけば、上位のキャラクターとも互角に戦うことが可能となる。

[編集] 必殺技

武神獄鎖拳: 決まった組み合わせの通常技がつながる。ファイナルファイトの通常攻撃を再現したもので、ガイと同じ。
武神獄鎖投げ: 武神獄鎖拳の締めが投げになった技。以上二つは厳密には必殺技の属性ではなく特殊技。
拳コ: ふりかぶって大振りのパンチを繰り出す技。スキが大きくあまり使い道がないが、リーチが長いのである程度の間合いからならガードされても反撃は受けないので奇襲として使える。
疾駆け: 前方に向かってダッシュする技。発動中にスライディングしての下段かジャンプしての中段の二択攻撃（打撃扱いの投げ）を出すことができる。何もせず停止も可能。
逆疾駆け: 後方に向かってダッシュする技。追加入力で停止、前ジャンプ、後ジャンプが可能。
八艘脚: いわゆる三角飛び。追加入力で軌道や攻撃方法が多彩に変化させられる。疾駆けと並んでマキの攻撃の基点となる重要な技。
烈風脚: いわゆるメガクラッシュ。少し体力を消費するが、完全無敵状態で近くの相手を転ばせられる。威力はあまり強くないが、押し込まれたときに一方的に形勢有利に持っていけるので重宝する技。
天狗倒し: 空中コマンド投げ。地上の相手には決めることができない。武神イズナ落としに似た技。