ボンバー

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ボンバー(bomber)は主にシューティングゲームにおいて用いられる特殊兵器のこと。ボムとも言われる。

昨今のシューティングゲームにおいて、「ボンバー型シューティングゲーム」と言われる一種のジャンルが定着するに至るまで、ボンバーを用いたシューティングゲームは一般化している。

[編集] 性能や効果に関する解説

ボンバーは一般的に特殊兵器として扱われる事が多く、ボンバーを発動するには、ボンバー専用のボタンを押す事になる。また「大爆発する爆弾」として表現される事が大半で、その効果もその爆発に似合った効果として描かれるが、ゲームによって性能や効果などは若干異なる。中には爆弾の爆発とは無縁な攻撃表現をボンバーとする作品もある。

効果としては、主に以下の二種類が挙げられる。

• 敵機に大ダメージを与える（耐久力の高い敵機や多量の敵機に囲まれた際の攻撃手段）
• 敵弾をかき消す（多数の敵弾に囲まれた際の緊急回避手段）

なお、これらは爆風に巻き込まれた敵機や敵弾にのみ効果を発揮する場合が一般的となっているほか、ボンバーの多くは上記の二系統の性能を兼ね備えたものとなっている。

また、ボンバーに関する主な付随事項としては

• 弾数制限がある
• ゲームクリア時またはステージクリア時などに残りボンバー数がボーナス得点として換算される

といったものがある。

このような特徴および効果から、ボンバーが使用される状況は限定される傾向にあり、ボンバーを一切使わずにゲームクリアする事が一種のステータスとなっている。

[編集] 語表記に関する解説

ボンバーはシューティングゲームにおける代表的な語表記として知られる。

英字表記するとbomb, bomberであり、より正しい発音にしたがってカタカナ表記するのであれば「ボマー」が正しい。 「ボム」という表記が増加している傾向にあるが、これはボンバーの動詞的使用で「ボム・る」からの転用、活舌の困難な「ンバ」を避けたことなどが理由として挙げられる。

一部のシューティングゲームでは登場キャラクターが力強く「ボンバー！」と叫ぶシーンがあり、有無を言わせない迫力に満ちた語感がある。「ボマー！」では気合が入っていないと見做される。 いずれにしても「ボム」の方がより正しく誤解を避けることができる用法であると言える。

同様に「ガンナー」はgun,gunnerであり「ガナー」である。

これらは表記と発音の相違から生じた和製英語であるとの解釈も可能である。 そもそもbomberの2つ目のbを発音しないのが英語の音便であるとの見方もできる。

なお、猪木ボンバイエはbomberとは関係無い言葉である。

[編集] ボンバーを用いた主な作品

• 究極タイガー - ボンバー型シューティングゲームの基礎となった作品
• 雷電シリーズ
• 首領蜂シリーズ - 自機の攻撃の状態により、二種類のボンバーを扱える

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