ホイポイカプセル
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ホイポイカプセルは鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場する道具。
[編集] 概要
ブルマの父親、ブリーフ博士(カプセルコーポレーション社長)によって開発された(時が経つにつれてカプセルと要約されていった)。持ち運ぶ際、カプセルはケースに10数個分位まとめられ、番号が付けられていることもある。
カプセルにはボタンが一つ付いており、このボタンを押してカプセルを投げると、カプセルに格納されていたものが実体化する。実体化物に備えられたスイッチを押すと、実体化したものをカプセルに戻して、持ち運ぶことができる。
[編集] 収納されている物
カプセルに格納されているものには、飛行機、自動車、オートバイ、ボート、潜水艦、タイムマシンなどの乗り物や、カプセルハウスと呼ばれる家(寝室、浴室、台所、各種電化製品付き)、ロボット、刀や銃などの武器、冷蔵庫などの電化製品、本などがある。
また、中に何も入っていないものもあり、水を入れることも可能である。カプセル自体の種類にもいくつかあるらしく、「Mサイズ」のものには2階建の巨大なハウスワゴンが入っていた。
[編集] その他
ちなみに、『ドラゴンボール』開始前に鳥山明が描いた読切作品『トンプー大冒険』(『鳥山明○作劇場』2巻)において、このホイポイカプセルの先駆けとなる「いろいろカプセル」(カプセルを水に入れて湯を沸かすことで実体化する)が登場している。
なお、このような「大きな物を小さな物体に入れ持ち運びを簡単にする」というアイテムは、ウルトラセブンでのカプセル怪獣やポケットモンスターのモンスターボールなどがあるが、「質量保存の法則はどうなっているのか」はよく言われる話題である。