ヘンケン・ベッケナー
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ヘンケン・ベッケナー(Henken Bekkener,宇宙世紀?年~0088年)は、アニメ『機動戦士Zガンダム』に登場する架空の人物。階級は中佐。(声優:小杉十郎太)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 劇中での活躍
一年戦争時のア・バオア・クー攻略戦前夜、ホワイトベースの後方を航行していた第7艦隊所属サラミス改フジ級輸送艦スルガに乗り組んでいたため、ソーラ・レイの直撃には遭わなかった。
宇宙世紀0087年、アーガマの初代艦長に就任。ブレックス・フォーラやクワトロ・バジーナと共に、アーガマへ逃れてきたカミーユ・ビダンがニュータイプであることに期待し、ガンダムMk-IIのパイロットとして登用する。
ブライト・ノアがエゥーゴに参加するとアーガマの艦長を引き継がせ、新造戦艦ラーディッシュの艦長になる。また、ティターンズからエゥーゴに寝返ったエマ・シーンに一目惚れし、プレゼントを贈ったり、エマの体を気遣う発言をするが素直な思いは伝えられずにいた。
宇宙世紀0088年2月21日、『グリプス戦役』最終決戦の際、エマが機体を損傷させ危機に陥ると、ラーディッシュを突進させ、ヤザン・ゲーブルの駆るハンブラビからエマの盾となる形で撃沈、艦と運命を共にする。
正規の軍人であるが、表向きは月面都市アンマンのハンバーガーショップで店長を勤めていることになっている。