ブラックバファロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ブラックバファロー（1974年 7月6日 - ）は日本のプロレスラー。鳥取県出身。身長176cm、体重86kg。黒いコスチュームとマスクに身を包むルードレスラーのブラックバファローとなる。同じ大阪プロレス所属するタイガースマスクがキャラクターの阪神タイガースをモチーフにしているのに対し、ブラックバファローは大阪近鉄バファローズがモチーフとなっている。ただし、野球ギミックの度合いは低く、マスクのつばや、足下のスパイク、入場時に持つ金属バット等に見られる程度である。背番号は37。キャッチフレーズは”タクティカルバイオレンス”。愛称は「バファ」「バファロー」

本名、正体は非公開だが、その正体はIWA・JAPANに所属していた山田圭介と言われている。

[編集] 経歴

オリエンタルプロレスリングにてプロレスデビュー後、フリーランスを経てIWA・JAPANに入団。ビクター・キニョネスが社長退任後は1999年まで同団体の社長も務めた。

1999年、IWA・JAPAN退団。

ブラックバファローとしての経歴

1999年、大阪プロレスに登場。ルード軍L･O･Vに所属する。

2001年、ルード軍FLUxxに参加。ツバサとタッグを組み大阪プロレスタッグ選手権に勝利し第2代王者となる。ツバサとはタッグユニット”インフィニティ”を結成。

2002年、ツバサと共にFLUxxを追放される。大阪プロレスタッグ選手権に勝利し第6代タッグ王者となる。

2003年、試合中パートナーであるツバサに攻撃を加えマスクを剥ぎとりルード軍”岸和田愚連隊”へ参加。インフィニティは解散となる。

2004年、大王QUALLTと組んで、第9代タッグ王者となる。

2005年、外敵として参戦した大鷲透を首魁に据え、新ルード軍「武侍漢（ぶらいかん）」を結成する。

2006年、ヒールターンしたビリーケン・キッドをボスとして新ルード軍「ベンダバル」を結成する。ビリーケンキッドとのタッグでタッグ選手権に勝利し第13代タッグ王者となる。

[編集] 主な得意技

体のバネを生かしたパワーのある攻撃を主とするが、試合運びがずる賢く巧みなため、普通のパワーファイターとは一線を画する。特にタッグ戦ではその真価を発揮する。

シュラスコ: 　最近多用しているフィニッシュホールド。横三角締め。
バファロードライバー: タイガードライバー。クロスアーム状態から、牛が足で地面をかくムーブを入れてから投げる。
猛牛トレイン: ラリアット。試合を決めに行くときは牛が足で地面をかくムーブを見せる。この後、仰向けに倒れた相手に対し、頭と足を手で抱え自らの背中で押さえるフォールの姿勢は独特。
スライサー: 相手の頭をリング外に向けサードロープにもたれかけさせ、エプロンで放つギロチンドロップ。この後、追い打ちにリング下からの頭部へ向けてドロップキックを打つ事が多い。
バックドロップ: へそでなげる綺麗なモーションのバックドロップ。普通に投げるだけではなく、捻りを加えたり旋回させたりと状況にあわせ使い分けている。
パイルドライバー: リングだけではなく机の上で放つなどルードらしい使い方をする。