ブッチホン
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ブッチホンは、1999年度の新語・流行語大賞を受賞した、小渕恵三元内閣総理大臣の電話のかけ方の総称。当時、大評判となった。
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[編集] ブッチホンの由来
- 小渕の「ブチ」と電話(telephone)の「フォン」を掛け合わせて「ブッチホン」となった。
[編集] 小渕の電話魔ぶり
小渕は、極力電話は自分でかけるようにしていた。なぜなら「人に与えられた時間というものは決まっている。なのに電話をかけるとき、まず秘書にかけさせる。すると向こうも秘書が出る。それから相手が出て、最後にやっと自分が出る、なんてことをやっていたら一本の電話に四人が使われてしまう。こんなに無駄なことはない」というのが小渕の持論であったからだ。
[編集] ブッチホンを受けた人
- 樋口廣太郎:経済戦略会議の議長就任を依頼される
- 小渕優子:TBS勤務時代、毎晩ブッチホンをうける
- 瀬戸内寂聴:2000円札の絵柄について相談される
- 佐野眞一:小渕の伝記執筆中、自身のテレビ番組を激賞される
- 土屋賢二:小渕が、土屋の書いたエッセイを好んで読んでいたため
- 小室哲哉:沖縄サミットのテーマソング作曲を依頼
- ズームイン!!朝!:番組中に突然生電話
- ほか、一般市民など多数
[編集] 1999年のほかの受賞語
[編集] 関連項目
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