フリーダム級沿海域戦闘艦
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フリーダム級はアメリカ海軍が現在開発中の沿海域戦闘艦。1番艦は2007年就役予定。
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[編集] 開発の経緯
LCSの諸プランのうち、建造に着手された2種類のうちの1つで、LCS-1と呼ばれた単胴船(モノハル)案。開発グループはロッキード・マーチン社が中心となっている。LCS-2と呼ばれる三胴船案に比べ、甲板面積では劣るものの、調達コストでは優位。
[編集] 兵装
[編集] 砲
ユナイテッド・ディフェンス社のMk110 57ミリ単装砲を前甲板に1門装備する。この砲はMk41VLSと交換可能である。なお、この砲はズムウォルト級ミサイル駆逐艦やコーストガードの新型カッター(巡視船)でも採用が決定している。
[編集] ミサイル
上記の通り、砲と交換でVLSを搭載可能である。砲を搭載する場合、ミサイルは(RAMを除き)搭載しない。
[編集] CIWS
RAMの21連装発射機を1基、装備する。また、自爆テロなどへの対策として、機銃を搭載する。
[編集] ヘリコプター
艦尾に発着甲板を設ける。なお、発着甲板の面積はLCS-2の方が広く取られている。また、UAV(無人航空機)の搭載も検討されている。
[編集] 諸元
- 満載排水量:2,840t
[編集] 同型艦
フライト0として2隻(LCS-1、LCS-3)の建造が決定している。就役はそれぞれ2007年、2008年予定。その後、LCS-2ともどもテストを実施し、その後量産型のフライト1が建造される。相当数(50隻とも)の建造が見込まれている。
[編集] 関連項目
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