フランス映画祭横浜
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フランス映画祭横浜(フランスえいがさいよこはま)は、1993年から毎年6月に神奈川県横浜市のみなとみらい地区でおこなわれる”地域興し”を目的に開催されているフランス映画を中心とした映画祭。
ただし、2006年は横浜では開催されず、3月に「フランス映画祭2006」の名称で、シネマメディアージュ(東京・お台場)、VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ(現・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)(東京・六本木)、TOHOシネマズ高槻(大阪府高槻市)の3会場同時開催となった。
なお、2007年は3月中旬に東京・横浜・大阪で開催と発表されている。
[編集] 概要
毎回フランス人俳優、監督を来日させ、メイン会場であるパシフィコ横浜会議センター棟1階メインホール(1002席)でのほぼすべての回において、上映前に舞台挨拶、上映後に観客とのQ&A、そのあと2階エントランスにおいてサイン会を行うなど、映画祭を盛り上げようと努力することで知られる。2005年には18本の長編映画と短編映画特集が上映され、団長としてコスタ・ガヴラスが来日。アンヌ・パリローなども招かれて来日した。
2003年までは今泉幸子が作品選考ディレクターを、2004年からは佐藤久理子が作品選定アドバイザーを務めた。なお、2006年は作品選考委員などを設けず、日本での配給がすでに決まっいる作品と、フランスの映画輸出業者から推薦のあったものから上映作を決定した。
[編集] オフィシャル・カー
- ルノー・ジャポンがスポンサーとしてルノー・メガーヌ・グラスルーフ・カブリオレをオフィシャル・カーとして提供し、俳優らの輸送手段として使われている。なお、開催当初は新西武自動車販売がシトロエンをオフィシャルカーとして提供し、その後プジョー・ジャポンに移り、現在のルノーに引き継がれた。