パーフェクトダーク ゼロ
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| パーフェクトダーク ゼロ | |
|---|---|
| ジャンル | FPS |
| 対応機種 | Xbox360 |
| 開発元 | レア社 |
| 発売元 | マイクロソフト |
| 人数 | 1～4人（オフライン） 2～32人（オンライン） |
| メディア | DVD-ROM |
| 発売日 | 2005年11月18日（北米版） 2005年12月2日（欧州版） 2005年12月10日（日本版） |
| 価格 | 5,229円（日本版,税込） 7,140円（日本版,初回限定版,税込） |
| 対象年齢 | CERO:15+ ESRB:M PEGI:16+ OFLC:MA15+ BBFC:15 |
| エンジン | HydraCore |
『パーフェクトダーク ゼロ』（PERFECT DARK ZERO）は、Xbox360と同時発売されたゲームソフト。「パーフェクトダーク」の続編で、主人公”ジョアンナ・ダーク”が一人前のエージェントになる過程が描かれている。
タイトルは、前作（N64版パーフェクトダーク）中で、ジョアンナはあらゆる事を完璧にこなすことから”パーフェクト・ダーク”というコードネームを与えられたことに由来する。本作ゼロではその5年前の物語で、ジョアンナがなぜ”パーフェクトダーク”と呼ばれるようになったかを知ることが出来る。前作より過去が舞台となるため、前作の知識は必要としない。
目次 |
[編集] 開発
開発はレア社である。最初に公表されたのは2000年の任天堂スペースワールドで、当時は任天堂がレア社の49%の株式を所有していたこともあり、ニンテンドーゲームキューブ専用の続編で、ゲーム機本体と同時発売として発表された。しかし、その後続報はなく、2002年にマイクロソフト社にレアが買収されたことでXbox専用ゲームに作り直すこととなった。このころに公開された資料では、カートゥーン風の画像で主人公の姿が表現されていたため、ゲームではトゥーンレンダリングの手法を用いるのではないかとうわさされたこともあった。この後、再び続報はなく、この作品のシニアデザイナー、クリス・ティルストンによると、完成から12ヶ月前の状態でXbox360専用に作り直されることが決定され、Xboxでの開発は中止された。2005年5月12日にゲーム機本体と同時発売されることがマイクロソフトから発表され、すべての地域で、ゲーム機本体と同時発売された。
[編集] システム
ファーストパーソン・シューティングゲームであり、ゲーム中の視点は基本的にジョアンナのものであり、カットシーンを除けば主人公の姿を見ることはない。ミッション（シナリオに沿ってゲームを進める）モードでは様々な武器や道具を使い、序盤では主に単独、あるいはパートナーと共に偵察、救出、侵入などが目的となるが、後半では多くの味方と共に敵陣を突破する強襲任務もある。
持てる武器の容量には制限があり、最大4スロット分のスペースで、ピストルなどの小さい武器ならば1スロット。マシンガンやアサルトライフルは2スロット。ロケットランチャーやスナイパーライフル等の大型武器は3スロット必要とする。また、武器によっては両手に2丁装備することが可能である。更に入手した武器は次のステージへ持ち越しができる。
画面分割により4人での対戦が可能で、また、NPCを16体加えることも可能。ルールには個人戦の「キルカウント」。チーム戦の「チーム・キルカウント」。フラッグを奪い合う「キャプチャー・ザ・フラッグ」。エリアの支配を競う「テリトリー・ゲイン」。そのほか4種類のルールが存在。 オンラインでは32人での対戦および2人での協力ミッション(COOPモード)が可能である。
[編集] ストーリー
西暦2020年。大手企業のデータ・ダイン社はとある遺跡でヒエログリフを発見。そこには世界を手中に収めることができる力を人に与える古代の遺産の位置が示されていた。その古代の遺産を巡り激しい戦いが勃発し、ジョアンナはその争いに巻き込まれてゆく。
[編集] 登場人物
- ジョアンナ・ダーク （声：釈由美子）
- 本作の主人公。父ジャックの経営する”ダーク探偵社”で修行中の身だが、既に立派な賞金稼ぎである。彼女の口癖は『人生には刺激が無きゃね』である。
- ジャック・ダーク （声：立木文彦）
- ジョアンナの父。海兵隊だったが、背中を負傷して警察官へ転職。その後探偵をかねた賞金稼ぎに転職する。まだジョアンナを未熟と見て、現場に出すか否かで迷っている。
- チャンドラ
- ”ダーク探偵社”の1員。主に依頼を受け、作戦を練るアシスタント。
- ダニエル・キャリントン
- ”キャリントン協会”の設立者。服装からして、スコットランド出身だと思われる。
- ツァン・リー
- ”データ・ダイン社”の幹部。彼は現在流行のバーチャル・コンバット・シミュレータによるデスマッチを主催している。
- メイヘム
- ツァン・リーの娘。とある事件を発端にジョアンナに対して復讐心を抱く。
- キリアン
- 香港ギャングの頭。ナイトクラブのオーナー。賞金欲しさにジーグラーを誘拐する。
- ジョナサン
- ”キャリントン協会”特殊部隊のリーダー。基本的にアサルトライフルを愛用するが、マグナムリボルバーを使わせたら右に出るものはいない。
- ドクター・ジーグラー
- 今回の事件の鍵を握る人物。彼はかつて”データ・ダイン社”に所属していた。
- ユーステス・キャロル
- ”データ・ダイン社”の博士。かつてジーグラーと同僚だった。今は太平洋にある「トリニティ・プラットフォーム」で研究している。
なお、前作にAIとしてDr.キャロルというキャラクターが存在しており、今作の中で関連性があると思わせる演出がされている。
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