パヤオ県
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統計 | |
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県庁所在地 | パヤオ市 |
面積 | 6,335.1km² |
人口 | 502,780人 (2000年) |
人口密度 | 79人/km² |
ISO 3166-2 | TH-56 |
地図 | |
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パヤオ県はタイ・北部の県(チャンワット)の一つ。ナーン県、プレー県、ランパーン県、チエンラーイ県と接し、ラオスとも国境を接する。
目次 |
[編集] 地理
市内はクワーンパヤオ湖のほとりにあり、ルワン山(1697m)、クンメーファート山(1550m)、クンメータム山(1330m)などの高い山々に囲まれている。
[編集] 歴史
パヤオは1096年に小規模な都市国家が建設され、王が治めるパヤオ王国となった。13世紀にはパヤオのガムムアン王が西方のラーンナータイ王朝の王、メーンラーイや、スコータイ王朝の王、ラームカムヘーンなどと同盟してその勢力を確立。しかし、後にパヤオ王国は1338年にはラーンナータイの属国となった。その後ビルマ・タウングー王朝の軍の占領あり、パヤオは廃墟となった。1897年にはチエンラーイの領域となったが。1977年8月28日には県として独立した。
[編集] 県章
県内にあるワット・コームカムのプラチャオ・トーンルワン仏が描かれている。ブッダの後ろには威光を示す七つの炎が描かれ、両側には豊穣を示す稲が描かれている。 県木はオクロカルプス(通称サーラピー、Mammea siamensis)。 |
[編集] 行政区
パヤオ県は7の郡(アムプー)、2の分郡(キンアムプー)に分かれ、その下に68の町(タムボン)と、632の村(ムーバーン)がある。
郡 | 分郡 |
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