チキンウィングアームロック
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チキンウィングアームロックは、相手の肩及び肘を極める格闘技における関節技である。アームロックのうち、相手の腕を体の裏側に捻り上げるものを指す。
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[編集] 概要
横四方固め等、相手の上になっている体勢から片手で相手の手首(右手なら相手の左手、左手なら相手の右手)を掴んで輪を作り、もう一方の腕をその輪の後から通して、相手の手首を掴んでいる腕を持ってそのまま相手の腕を背中側へ捻り上げる。また下になる体勢のガードポジションからも同様にして極めることができる。別名ではキムラロックとも呼ばれる(但し、これは上から相手の頭部を脚でまたいで固定するもの)。
また、柔道においては、チキンウィングアームロックとV1アームロックの名称の区別はなく、いずれも「腕がらみ」と呼ばれる。
[編集] 補足
PRIDEのリングではエメリヤーエンコ・ヒョードルがケビン・ランデルマンに極めたものや、桜庭和志がヘンゾ・グレイシーに極めたものが上からのチキンウィングアームロックであり、ファブリシオ・ヴェウドゥムがアリスター・オーフレイムに極めたものが下からのそれである。
[編集] 関連項目
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