V1アームロック
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V1アームロック(ブイワンアームロック)は、相手の肩及び肘を極める格闘技における関節技である。アームロックのうち、相手の腕を体の表側に捻り上げるものを指す。
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[編集] 概要
横四方固め等、相手の上になっている体勢から片手で相手の手首を掴み、相手の腕をアルファベットのVの字(力こぶを作るような形)に固定し、もう一方の腕をVの字になっている相手の腕の下から通し、相手の手首を掴んでいる腕を持ってそのまま捻り上げて極める。このように、相手の腕で「V」の字、自分の腕で「1」の字を描くような形になることからこの名称が付いた。別名ではアメリカーナとも呼ばれる。
また、柔道においては、チキンウィングアームロックとV1アームロックの名称の区別はなく、いずれも「腕がらみ」と呼ばれる。
[編集] 補足
オーソドックスかつポピュラーな技であるため、プロの試合ではなかなか見ることができない。PRIDEのリングでは小川直也がゲーリー・グッドリッジに、ジョシュ・バーネットがエメリヤーエンコ・アレキサンダーにそれぞれこの技を極めて勝利を奪っている。
[編集] 関連項目
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