シティ情報ふくおか
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シティ情報ふくおか( - じょうほう - )は、福岡市を中心とした福岡都市圏のタウン情報誌である。福岡市中央区の「株式会社シティ情報ふくおか」が発行。2005年11月25日より誌名を『シティ情報Fukuoka CLASS』に改名。
1976年9月、福岡市を地盤とする印刷会社・秀巧社印刷の子会社であるプランニング秀巧社が月刊誌として創刊。全国のタウン情報誌の草分け的存在で、記事内容は福岡都市圏のグルメ情報やコンサート・映画・演劇などのイベント情報が中心のいわゆる「ぴあ型情報誌」として徐々に浸透。その後隔週で発行されて次第に部数を増やし、最盛期(1990年代後半~)には公称25万部の発行部数を誇った。以前はテレビ欄も掲載されていた。また、クッキングパパでお馴染みの漫画家・うえやまとちが漫画家デビュー当時、連載漫画を掲載していた。
創刊当初は福岡都市圏の書店・駅売店が中心の販売だったが、その後、北九州市や久留米市などに販売網を拡大、九州地方全県と山口県の一部の書店・コンビニエンスストアで販売された。
福岡で活躍するアマチュアミュージシャンのライブ情報や、福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)、アビスパ福岡の情報も取り上げ、福岡の若者文化のリーダー役として地域の情報を伝えてきた。
しかし、最近はフリーペーパーやインターネットなどの新しい情報手段の普及や、角川書店が九州ウォーカーを創刊するなどで発行部数が激減。2005年6月末で一度休刊したが、同年11月25日に『シティ情報Fukuoka CLASS』として新たな形で発行を再開した。この中にフリーペーパー『シティ情報Fukuoka O オー!(してぃじょうほうふくおか おー!)』が同梱されていて、これに関しては単体で福岡都市圏などでも配布されている。
発行元であったプランニング秀巧社は、2005年12月に会社分割により新会社「株式会社シティ情報ふくおか」を設立し、発行を引き継いだ後解散。2006年6月に福岡地方裁判所から特別清算の開始決定を受けている。
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