コウエイトライ
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性別 | 牝 |
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毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2001年4月8日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | オペラハウス |
母 | ダンツビューティ |
生産 | 伊東政清 |
生国 | 日本(鹿児島県鹿屋市) |
馬主 | 伊東政清 |
調教師 | 田所清広(栗東) |
競走成績 | 平地23戦1勝 障害9戦4勝 |
獲得賞金 | 1億4668万5000円 |
コウエイトライ(2001年4月8日 - )は日本の競走馬。九州産馬で、ゴールドイーグル以来の九州生まれの重賞2勝馬に輝き、現在は既に重賞3勝目である。 半姉に小倉3歳ステークス勝ち馬のコウエイロマンがいる。
目次 |
[編集] 戦績
[編集] 平地時代
2003年12月に阪神競馬場でデビューした。デビュー戦は5着と健闘したが、その後は勝ちきれない競馬が続き、初勝利は、2004年の小倉競馬場の未勝利戦だった。
その後も、惜しいレースは続けるものの勝ちきれず、2005年11月の京都競馬場の500万下(4着)の競走を最後に障害競走に転向する。
[編集] 障害で華麗なる転身
2005年12月の阪神競馬場で障害競走のデビュー戦を迎える。 すると、6番人気ながら障害デビューを飾った。 その後三木ホースランドジャンプステークスでナイストップボーイの2着に入る。しかし、2006年に入り、牛若丸ジャンプステークスで8着に敗れるとその後のオープン競走で、落馬競走中止、スプリングゲントの4着に破れ休養に入る。
そして休養明けの小倉サマージャンプに出走する。 このときは14頭立ての12番人気と全く人気がなかったが57キロの軽ハンデと大逃げを打って、10馬身差のぶっちぎりで重賞を初勝利する。
すると、61キロを背負った小倉の障害オープン競走ではノボリハウツーにクビ差で敗れるが、その直後の阪神ジャンプステークスで、再び逃げ、ノボリハウツーやラージヒルジャンプの猛追をしのいで、クビ差で重賞2勝目となる勝利を収めた。さらには東京オータムジャンプではスタートから先頭を譲ることなく見事レコードで逃げ切り勝ちを収め、障害重賞3勝目となった。
見事に障害競走で華麗なる転身を収め、障害競走のグレード制導入後の牝馬としては、テンビーエースやメジロベイシンガーをしのいで、最高の実績を残している。
[編集] 血統表
コウエイトライの血統 (Sadler's Wells系(ノーザンダンサー系)、Northern Dancer 3×5=18.75%) | |||
父
*オペラハウス Opera House 1988 鹿毛 イギリス |
Sadler's Wells 1981 鹿毛 アメリカ |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Fairy Bridge | Bold Reason | ||
Special | |||
Colorspin 1983 鹿毛 イギリス |
High Top | Derring-Do | |
Camenae | |||
Reprocolor | Jimmy Reppin | ||
Blue Queen | |||
母
ダンツビューティー 1987 黒鹿毛 |
*ホリスキー 1979 黒鹿毛 |
マルゼンスキー | Nijinsky |
シル | |||
オキノバンダ | オンリーフォアライフ | ||
メジロビーナス | |||
ハーモニーゼア 1982 黒鹿毛 |
*リィフォー Lypheor イギリス |
Lyphard | |
Klaizia | |||
マークリゼア | パーソロン | ||
マーチングソングF-No.9-c |
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