ノボリハウツー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ノボリハウツー

性別	牡
毛色	栗毛
品種	サラブレッド
生誕	2001年4月17日
死没	（現役競走馬）
父	ダンスインザダーク
母	ミントエンジェル
生産	日高大洋牧場
生国	日本（北海道門別町）
馬主	原田豊
調教師	瀬戸口勉（栗東）
競走成績	平地32戦4勝 障害14戦3勝
獲得賞金	1億5241万7000円
■Template （■ノート）

ノボリハウツーは、日本の競走馬。

[編集] 戦績

デビュー戦は2003年11月9日京都競馬場6Rの2歳新馬戦。それから平地を30戦したが、詰めの甘さがネックとなって勝ちきれないレースが多く、3勝しか出来なかった。2005年11月6日、東京競馬場にて心機一転、障害競走にデビューする。しかしここでも詰めの甘さを見せ、障害初勝利を得たのは翌年の1月22日京都競馬場にて、5戦目での事だった。そして障害オープンクラスに入るが、ここでクラスの壁に当たり、3戦して最高が5着1回のみと振るわず。6月に再び平地競走に出走するが、そこで他馬の進路妨害による降着により繰り上がりの勝利を得た。そして平地をもう1戦した後、今度は小倉サマージャンプに参戦するが、パーフェクトな逃げ切りを演じたコウエイトライの6着に敗れる。

その次戦での小倉の障害オープンでもコウエイトライとかち合うが、この時コウエイトライは前戦の小倉サマージャンプの逃げ切り勝ちによって牝馬にも関わらず61キロの重い斤量を背負って参戦していた。レースではコウエイトライが粘りこみを図る所をノボリハウツーが差し切り、見事に前戦の借りを返す。その後の障害オープンも快勝し2連勝を果たし、その勢いのまま阪神ジャンプステークスへ。ここでも最後の直線でライバルのコウエイトライ、そして前戦のノボリハウツーが2連勝を飾ったオープンで2着だったラージヒルジャンプとの3頭での激しい争いとなるが、結果はコウエイトライの勝利、ノボリハウツーはクビ差の2着に甘んじた。

だがこのコウエイトライとの一連のライバル対決の流れによって、ノボリハウツーの知名度は少なからず高まったと言えるだろう。

しかし、続いての京都ハイジャンプでは5着、イルミネーションジャンプステークスでは2着となかなか勝ちきれないでいる。