グラディウスNEO
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グラディウスNEO(GRADIUS NEO)は2004年にコナミが携帯電話向けサイトで公開した横スクロールシューティングゲーム。グラディウスシリーズ初の携帯電話オリジナル作品。
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[編集] 概要
グラディウスシリーズの基本的な形態を踏襲しつつ、オプションのフォーメーションというシステムを搭載している。パワーカプセルが赤と緑の2種類あり、緑がフォーメーションの取得に関係するカプセルである。オプションを4つ+レーザーを装備することで、各フォーメーションに対応した強力な攻撃をすることができる。
- R - 自機の周りを回転する。特殊攻撃はツインレーザーの連射。
- C - 自機の上下左右に配置される。特殊攻撃は移動方向と逆へ向けて打つコントロールショット。
- F - 前方にまとめて配置する。特殊攻撃は極太のレーザー。
- W - 自機の上下とやや後方に、Wの字を書くように配置。前方の広い範囲に向けてショットを放つ特殊攻撃を持つ。
- I - 自機の上下に配置される。特殊攻撃でオプションが放つレーザーは太い電撃タイプ。
- A - オプションを飛ばして攻撃できる。特殊攻撃では上下にレーザーを展開しながら戻ってくる。
なお、フォーメーションの切り替えは携帯電話の決定ボタンによる順次切り替えの他、数字キーによる選択も可能(SOシリーズを除く)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
惑星グラディウスの全盛期から数千年後、宇宙では新たな文明が芽生え、この間に失われていた星間航行の術も発掘されていた。そんなある時、軍事国家ラーズがラーズ帝国を名乗り全宇宙の支配をもくろむ。長期化する戦争の中でラーズ帝国は過去のテクノロジーを発掘、これで最終決戦へと駆り立てていた。そんなある日、ラーズ帝国が開発していた戦闘機"フォースバイパー"が連合軍に奪われ、奇しくもそれは帝国への反撃に用いられることとなった……。
[編集] ステージ構成
- 中立地帯
- ラーズ帝国との戦闘の最前線より若干入った地帯。
- 小惑星群
- ラーズ帝国へ進むためにはこの残骸地帯を進行する必要があった。そこはかつてバクテリアンが兵器を設置した前線基地。今では未知の生命体が寄生する土地になっていた…。
- 帝国艦隊
- ラーズ帝国の戦艦が待ち受ける。
- スペースハイウェイ
- ラーズ帝国の中心部へ向かうハイウェイ。途中に高速スクロール地帯が存在する。高速スクロール地帯を抜ければ帝国の基地はすぐそこ。
- ラーズ帝国基地
- 帝国の本拠地に侵入。途中に多数(mova版では12、FOMA版では16)の小部屋に別れたブロックが存在する。そこを抜ければビッグコア、そして最終ボスが待ち受ける。
[編集] 関連事項
同じく携帯電話向けのアプリケーション『beatmania IIDX』において、「GRADIUS NEO」という楽曲が携帯オリジナル曲として配信されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
グラディウス シリーズ | |
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本編: | グラディウス - グラディウスII - グラディウスIII - グラディウス外伝 - グラディウスIV - グラディウスV |
沙羅曼蛇: | 沙羅曼蛇 - ライフフォース - 沙羅曼蛇2 - 沙羅曼蛇 ポータブル |
MSX、X68000: | グラディウス2 - ゴーファーの野望 エピソードII - ネメシス'90改 |
携帯: | ネメシス - ネメシスII - ジェネレーション - NEO - NEO IMPERIAL - グラディウス ポータブル |
パロディウス: | パロディウス - パロだ! - 極上 - 実況 - セクシー - 究極 - パロウォーズ - パロディウス ポータブル |
その他: | コズミックウォーズ - ソーラーアサルト - ソーラーアサルト リバイズド |
関連: | ビックバイパー(ビックバイパー開発史) - ロードブリティッシュ |