キング・アブドゥルアズィーズ国際空港

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キング・アブドゥルアズィーズ国際空港
IATA：JED - ICAO：OEJN
概略
空港種別		官民共用
Operating Agency		MILITARY
Alternate Name		Jeddah
海抜		48ft(15m)
位置		北緯21度40分47秒東経039度09分24秒
滑走路
方向	全長		表面
	ILS	m×幅
16C/34C	YES	3,299×60	舗装
16R/34L	YES	3,800×60	舗装
16L/34R	YES	3,690×45	舗装

キング・アブドゥルアズィーズ国際空港（アラビア語：مطار الملك عبدالعزيز الدولي、英語：King Abdulaziz International Airport）とは、サウジアラビアのジッダにある国際空港。サウジアラビアの初代国王アブドゥルアズィーズ・イブン＝サウードにちなんで命名された。

空港の建設は1974年に始まり、1980年に竣工した。1981年5月31日に開港している。

ジッダは聖地メッカの最寄の大都市であるため、この空港には世界の他の空港にはない特徴がある。ハッジ（メッカ巡礼）の時期にのみ供用され、メッカ行きの旅客のみを扱う「ハッジ・ターミナル」の存在である。ハッジ・ターミナルを使う航空会社は専らイスラム教国の航空会社であり、エール・フランスやワールド・エアウェイズ（アメリカ発）が数少ない例外である。

北ターミナルは世界各国の航空会社が使用し、南ターミナルはサウジアラビア航空の専用である。サウジアラビア航空はジッダを拠点としているため、同社の国内・国際便の相当数がここキング・アブドゥルアズィーズ国際空港の南ターミナルから各地に向けて発着している。

イスラム教徒の巡礼者が利用するハッジ・ターミナル（第3ターミナル）はゴードン・バンシャフト設計で465,000平方メートルの広さがあり、全館面積570,000平方メートルに及ぶ香港国際空港ターミナルが完成する前は世界第一位であった。ハッジ・ターミナルの敷地は100エーカー（405,000平方メートル）もの広さがあり、その上にテント状の構造を持つ屋根群がかかっている。この屋根は実際のテント地ではなく、白色のグラスファイバーでできている。ハッジ・ターミナル内にはモスクもあり、またターミナルは同時に8万人の旅客が使用する能力がある。

建設当初は年1300万人の旅客を想定していたが、利用者は年々増え続け21世紀に入り年3000万人に達するようになった。このため、既存ターミナルや滑走路の改修、および4つの新ターミナル・新滑走路・整備施設建設などを盛り込んだ新空港建設計画が持ち上がり、2006年秋に着工される。

なお、サウジアラビア航空によって、大阪 (関西との直通便がマニラ経由で就航されている。

[編集] 就航路線

トリポリ,シーラーズ,パリ,カルカッタ,デリー,ハイデラバード,ムンバイ,カーブル,ダッカ,ロンドン,ラルナカ,カイロ,ドバイ,アブダビ,アディスアベバ,バーレーン,テヘラン,クウェート,アスマラ,ジャカルタ,フランクフルト,クアラルンプール,ベイルート,カラチ,ラホーレ,イスラマバード,ペシャワル,ガザ,ドーハ,カサブランカ,バンダルスリブガワン,シーラーズ,ペシャワル,アンマン,シンガポール,ダマスカス,チューリヒ,イスタンブール,チュニス,タシュケント,コロンボ,バンコク,ローマ,ヨハネスブルグ,ミラノ,ナイロビ,ニューヨーク,リヤド,マスカット,大阪 (関西)

空港情報 (OEJN)

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