カムイコタン
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カムイコタンはアイヌ語の地名で、カムイ(神)+コタン(村、居住地)すなわち「神の住む場所」を意味する。北海道および周辺島嶼で見られ、神居古潭(古丹)、神威古潭などと漢字表記される。
地形の面で、あるいは神聖な場所であるとして、人が近寄りがたい場所にしばしばこの名が付けられる。よく知られるカムイコタンには以下のものがある。
- 旭川市を流れる石狩川沿いの神居古潭。
- 小樽市張碓町・朝里付近の石狩湾沿いにある神威古潭。中村善策の日本芸術院賞作品「張碓のカムイコタン」で知られる。
- 広尾郡大樹町を流れる歴舟川沿いの景勝地カムイコタン。周辺にはカムイコタン公園などが整備されている。
- 択捉島択捉郡留別村の神居古丹。
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